2021-12-1 水

ザンビアとヨルダンで海外ボランティア!森岡潔さん

朝方まで豪雨。大雨警報とともに逗子市に土砂災害警報情報で警戒レベル4が発令!その後風は強いものの、青空が見えてきました。

「シニアの挑戦!」偶数月第1水曜日のこの時間は NPO法人 シニアボランティア経験を活かす会の協力でお送りしています。

今回はザンビアとヨルダンで JICAシニア海外ボランティアとして活動された森岡潔さんをお迎えしました。森岡さんは シニアボランティア経験を活かす会の理事長でいらっしゃいます。

              

森岡さんは 電気メーカーに 37 年間勤務 し 、電子技術者としてテレビなどの設計に従事。定年 1 年前にリーマ ンショックで会社の業績が 低迷 し、早期退職の募集 がありました。第 2 の人生 は利益ばかりを追求して きたこれまでの人生とは違う、人に喜ばれる生き方をしてみたい!と  J ICA シ ニア海外 ボランティアへの応募を思い立 ち、 早期退職に手を挙げました。ちょうど そのころ ザンビア大 学で電子工学の講師を募集していたのでこれに応募し、合格。 2 010 年 3 月~ 2012 年 5 月まで赴任 しました。

帰国して 1 年 半 経過後、 2 回目の J ICA シニア ボランティアとしてヨルダンの 技術 専門学校 に 2014 年 1 月~ 2016 年 1 月ま で赴任。帰国後、 N PO 法人シニアボランティア経 験 を活かす 会に入会、現在に至っています。理事として 6 年目で、今期から理事長を務めていらっしゃいます。

数々の思い出があるかと思いますが 印象的な出来事について語っていただきました。

ザンビア人は親日的で日本や日本人が大好き、どこでもウェルカムであり、楽しく過ごせました。大学 の授業は 理論中心であったので、 なるべく実践的な分かりやすい授業を心掛け好評でした。特に 優秀な学生がいて(ダブウィットソー君)ザンビアに埋もれさせるには惜しいと思い、文部科学省 の国費留学生への推薦を行いました。彼は無事合格し、北大の修士課程で学び、母校ザンビア大学で講 師を行っています。 ザンビア人は貧しくても底抜けに明るく人生を楽しんでいたのが印象に残って います。ザンビアではビクトリアの滝を見たり、 野生動物に会 うことができるて、遊びに来た動物好きの妻を案内して喜んでもらえた とのことです。

ヨルダンでは 先生たちや学生たちにマイコン を活用したロボ ットカーの製作など を指導しました。またペトラ遺跡、ワディラムの広大な砂漠、死海などを見て回 る ことができました。そして ヨルダンの敬虔な イスラムの文化を体験できたことは 得難い 経験となりました。

理事長としての抱負もうかがいました。「 同じ志を持つ仲間と共に、楽しくやりがいを感じて社会貢献活動をしたい」 と 思って会の活動に参 加して い ます。楽しく活動を行うために自由闊達に意見交換ができる場や雰囲気を作っていきた いと思います。 なんでも自由に議論し、行動する、活気のある楽しい組織づくりを目指しています

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