2021-12-17 金

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは江刺家愛です。

フードロスをなくすために広がっているフードドライブについて。

逗子社会福祉協議会では、定期的にフードドライブを行っています。

これは、主に各ご家庭や食料品店などから集められました食材などを持ち寄り、必要なご家庭にお渡しするというもの。

これまでは缶詰や乾物が多かったのですが、コロナ禍で仕事が減るなど生活に困窮している世帯が少しずつ増えそんなご家庭に何とかお野菜を!

と、今回常温で日持ちする野菜もお届けする事に。

そこで、湘南ビーチFMでは「畑のビン詰め」でおなじみ、逗子にありますファームキャニングが間に入り、

横須賀市のブロ雅農園さんをご紹介し、前回のフードドライブでカボチャをお届けされました。

丁度、ハロウィーンの時期でしたのでカボチャ、それも沢山採れたとの事でバターナッツカボチャでした。

お料理のレシピもつけられました。

ブロ雅農園さんは、形は悪くとも味は美味しい、規格外のお野菜も積極的に販売されているそうです。

このフードドライブを通して、ファームキャニングの代表 西村さんが思われたこと。

コロナ禍で、フードドライブ、フードバンクなどを求める切実な声がある、そしてかたや、無農薬減農薬で野菜を育てている農家さんは、形や大きさなど見た目から市場に並べられないものがたくさんある現実。

そんな両者の思いをつなげていきたい、食を通しての社会貢献が出来ればと思われたそうです。

例えば、足のように二股に分かれた人参は、そこに石があったから自然にそうなった。

でも市場では、形が悪いとはじかれるか、とても安く売られてしまう。

実際に、何も知らなければ、やはり消費者は綺麗な物を手にとります。

しかし、二股になった背景を知ると、なんだか楽しくなり、その自然の成り行きから、かえって深みが増し、買ってみたくなりませんか?

理解して下さり手に取る方が増えれば、頑張っている農家さんにきちんとした利益が生まれ、破棄する野菜も減ります。

人と人を繋ぐ事で、そこで循環が生まれて、支え合いが生まれ、誰もがやりがいや喜び、幸せを持って生活できる。

その結果、その先にあるのがフードロス。

そんな循環作りのハブ、橋渡しをしていきたいと。

逗子市社会福祉協議会にて行われますフードドライブに関しては、逗子市社会福祉協議会にお問い合わせください。