2022-2-15 火
一色第五町内会 会長代理 堀祐一さん。
葉山町提供「わっしょい!葉山」
「コロナ禍での町内・町民の工夫や助け合い」という今年度の大きなテーマ内で、 今週は 一色第五町内会の取り組みについて 一色第五町内会会長代理・堀祐一さんにお話いただきました。
堀さんがお持ちなのが「こみちマップ」 私が持っているのは「一色第五町内会のエコバック」です。
一色第五町内会は 葉山町一色の南西側、大峰山(三ヶ岡)のふもとに位置し、相模湾に面した海沿いのまちです。一色海岸というきれいな海岸と、大峰山(三ヶ岡)という美しい山に挟まれた細長いまちです。すぐ近くに葉山御用邸があり、昔から多くの名士の別荘が建てられてきました。空気が澄んでいる日には、富士山や伊豆半島の山々を望むことが出来ます。およそ200世帯、500人ほどの人が住んでいます
今年度、 第五町内会独自のイベントとしては「町内清掃」と「秋の味覚祭り」というものを開催しています。
「町内清掃」は神奈川県立近代美術館としおさい公園の脇道である「しおさいこみち」と「どんどん川こみち」をメインに行ないます。
また葉山町主催の資源ごみ回収による協力金を利用して 秋の味覚祭りをおこなったり 第五町内会のマークの入りアーティストの方が作成したエコバックもみなさんに配られました。
「秋の味覚祭り」は以前は「秋刀魚炭火焼き大会」として行われてきましたが、秋刀魚が不漁になってきた2018年から「秋の味覚祭り」と名称を変えました。 2021年は開催でき、盛況だったそうです。
また、「緊急用防災メーリングリスト」というものを設置し、緊急時の情報発信と収集を行なうための登録を行なっています。
「こみちマップ」は2011年に作成されました。 葉山町は住所表記から字名がなくなり、屋号のようなものもすたれて番地だけになったため、場所を言い表すのが難しくなりました。 一色地区はこみちが多く、第五町内ではさらに目印になる商店などもないので、こみちに名称をつけることが発案されました。 現在では主な車道に商店会が設置した道路標示などがありますが、こみちまでは網羅されていません。 第五町内会では独自に名称をつけ、流木や廃材などを再利用して看板を作成し、こみち脇の塀などに設置させてもらいました。 掲示板にはこみちマップを掲示しました。(現在は風雨で破損したものが多いので、春頃に新版を掲示予定です) こみち散策が葉山全般で流行しだし、女子旅キップなどのツアーなども関係するのか、散歩する人にとってはちょっとした道標として 役立っているようです。名称としては どんどん川こみち、レトロなポストこみち、しおさいこみち、菖蒲沢谷戸こみち・・などなど
他に第五町内会が独自に行なっているのは、
●まちづくりを考える会 古い別荘やこみちを資源として残し継承していくための地域まちづくり推進協議会です。
●第五かわら版 まちづくりを考える会で発行していたガイドブックです。
●知っ得マップ 防災・防火・街灯・など防犯や災害時に必要な情報を網羅したマップづくりです。
●町内会ロゴ制作とWEB情報の配信 (ホームページやInstagramの開設と運営も)
大変楽しい町内会の活動なので ぜひ若い人も参加してください!と堀さん。
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