2022-3-2 水

県建築士事務所協会湘南三浦支部の相馬さん高橋さん三輪さん

暖かい日差しが・・でも花粉が多いですね。

今日は 一般社団法人神奈川県建築士事務所協会湘南三浦支部支部長の相馬立夫さん、高橋康さん、三輪数比古さんをスタジオにお迎えしました。

                

神奈川県建築士事務所協会は、神奈川県内に登録のある建築事務所が所属する建築士法に規定された 法定団体です。 その中で湘南三浦支部は、湘南の風土にあった建物を研究し提案しているのが大きな特色です。 湘南の風景を作ってきた古い民家なども大切にしていまして、耐震補強の相談にも乗り新しい時代に あった形で活用して行く活動もおこなっております。

「逗子のカオ」とも言える亀岡八幡宮についてお話いただきました。

亀岡八幡宮の起源は、1873年 (明治6年)に明治政府の神仏分離令で村社に格付けされ、正式に 逗子の鎮守となりました。社殿は、1919年(大正8年)に改築が行われ現在に至っております。 その間、関東大震災をはじめ、幾つもの地震にも耐えてきました。 社殿は2019年で建立100周年を迎え、今後とも木造の社殿存続を含め改修の相談が氏子会からあり、 湘南三浦支部として協力いたしております。

市民に親しまれている亀岡八幡宮の年間行事もたくさんありますね。また.逗子生まれ、逗子育ちの高橋康さんからも亀岡のエピソードの紹介。

さて  建築展を逗子文化プラザで今週末に予定していたのですが、コロナの関係で6月4日(土)~5日(日)に変更いたしました。

今回のテーマは、亀岡八幡宮の現在の状況を広く一般の市民の方々に知っていただくこと。 そして、神社建築を始めとする日本古来の建築のあり方を知って頂く事にあります。

日本古来の建築は、釘や金物を一切使わず、柱と梁を楔で締めて組み立てて おります。ですからある程度柔らかい構造、その柔らかさが建物を変形させ地震の力を逃してきました。 また、変形した建物は、楔を打ち直すことにより元に戻すことができます。

今回の展示の目玉は、その楔構造の2メートル角の立体を展示いたします。 その他、亀岡100周年を期に、建築の100年を考えるコーナーもあります。 湘南地域には、築後100年を迎える民家も沢山残っております。これらを積極的に活用し、湘南の風土 風景を守って行けるきっかけになったらと考えております。 会員の作品展示もありますので、是非おいでください。

直前には 番組内でも告知いたします。