2022-3-18 金

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは、江刺家愛です。

先日、葉山にありますコンビニエンスストアに立ち寄りましたところ、和菓子が置かれている棚に、

「てまえどり」と書かれたPOPのようなお知らせプレートが貼られていました。

 そこには、「てまえどりにご協力下さい」と書かれている他、

「すぐに食べるなら手前を選ぶ」「食品ロスゼロをめざして」

「みんなで目指そう、地球にやさしいお買い物」とありました。

私は初めて見かけたので調べてみましたところ、

昨年の6月から農林水産省、環境省、一般社団法人フランチャイズチェーン協会と連携して、

小売店舗が消費者に対して商品の棚の手前にあるものを選ぶ、

「てまえどり」を呼び掛けているとのことでした。

大きな問題となっている食品ロス。

日本の食品廃棄物は年間2531万トンで、その中でも、食べられるのに捨てられる食品の量は、

念間600万トンにも及ぶとのこと。

1人当たり毎日お茶碗1杯分の食べ物を捨てている計算になるのです。

また、小売店で捨てられてしまう「食品ロス」の発生要因の約95%は、「期限切れ」だそうです。

食べ物の期限、どこまで気にして購入されていらっしゃいますか?

割引されていると消費期限や賞味期限がせまっていても気にせず購入するのに、

普段は出来るだけ新しいもの、奥のものから取ってしまいがちな自分がおりまして、

矛盾しているなと恥ずかしく思いました。

食品ロスを減らすために、手前からとること、

身近なところで簡単に、環境問題、ごみ問題、消費問題を、自分で解決できること、

つねに意識していきたいと思いました。

てまえどりのほか、「フードレスキュー」と言われる賞味期限の迫った食品を

値引きして販売されているお店や、規格外の野菜、未利用の魚を積極的に扱うお店もあります。

食べられるのに捨てられてしまう食品を減らす、そのための取り組み、

皆さんの周りのお店はどうでしょう?