2022-4-12 火

「オルフェオの音風景」歌手・辻康介さんとバロックヴァイオリン奏者・宮崎蓉子さん

番組スタート時 すでに気温が25度!

ゲストコーナーでは 5月1日に開催される、葉山芸術祭協力企画「オルフェオの音風景」について葉山在住 歌手 辻康介さんとバロック・ヴァイオリン奏者の宮崎蓉子さん にお話いただきました。

                

昨年8月に辻さんにご出演いただいたときは 9月に旧東伏宮葉山別邸で開催予定だった「オルフェオの音風景」についても ご紹介いただきましたが結局コンサートは延期。あらためて今回開催となりました。

葉山古楽婦人会は 皆、葉山に住み、ヨーロッパの古楽を専門にしています。メンバーは日頃それぞれ各地で活動していますが、葉山での活動にこだわって、葉山だけで活動する地産地消の演奏団体を立ち上げました。

メンバーは 辻康介(歌)・宮崎蓉子(バロック・ヴァイオリン)・伊藤美恵(バロック・ハープ)・辻文栄(イタリアン・チェンバロ) 

番組内では まず 番組初出演の宮崎蓉子さんのバロック・ヴァイオリンで バッサーノ作曲  「リチェルカータ 第8番」をお聴きいただきました。バロック・ヴァイオリンの特徴は何と言ってもぬくもりのある温かな音色。今回会場となる旧東伏見宮別邸 での演奏。

吟遊詩人オルフェオが、竪琴を片手に歌えば、鳥や獣も耳を傾け、谷や川や石ころも歌に応えました。1600年頃のイタリアでは、オルフェオ神話を題材に「オペラ」の歴史が始まります。ハープは竪琴のイメージそのもの、チェンバロはハープを鍵盤で弾くような楽器です。イタリアでヴァイオリンの名器が生み出されるのもこの頃からです。

コンサート会場は木造の館で、屋外の音が届きます。歌と古楽器の音色を、穏やかな音風景=サウンド・スケープの中で。 開演前には建築とサウンド・スケープについての鷲野宏さんによるレクチャー、こどもたちには公開リハーサルも。 

なお、5月1日(日)1回目の公演は定員に達しました。

                 

2回目は、開場15時10分、レクチャー15:30、 開演16:00

こどものための公開リハーサルは 11:00 ~   会場は 旧東伏見宮葉山別邸 

 全自由席 一般:4,000円/複数予約割引:3,500円/22才以下:2,000円

こどものための公開リハーサル 8歳以下無料、付き添いの大人1000円

ご予約は  080-2137-1086(辻さん)  musicadanemo@gmail.com

そして 辻康介と葉山古楽婦人会 の演奏で モンテヴェルディ作曲 音楽劇「オルフェオ」から「森よ憶えているか」もお届けしました。当日も演奏しますよ。