2022-4-19 火

「葉山の海と山の事業」葉山町環境課 碇野陽基さんと生涯学習課 川田圭亮さん

葉山町提供「わっしょい!葉山」 令和4年度は「葉山らしい子育て」がテーマ。今週は葉山町環境課 碇野陽基さんと生涯学習課 川田圭亮さんに海と山の事業についてお話いただきました。

                

まず 5月14日開催予定の稚魚放流、潮干狩りは9:30から一色海岸にて開催予定でしたが 残念ながら中止になってしまいました。このイベントは 平成25年度より開催しており、令和元年度まで3才から小学3年生を対象に開催してきました。毎年保護者を含めて300人以上が参加するイベントです。来年もこの時期開催予定ですので また広報葉山やHP、学校にもお知らせいたします。 

そして一昨日は 里山管理体験がおこなわれました。里山っていうのは、山と人里の中間地点にある田んぼや畑などの人の手が加わった自然のことを指すのですが、タイトル通り、葉山の子どもたちに里山環境の大切さと里山環境の維持管理を体験してもらうことを目的に開催しました。 今回は里山のなかでも竹、竹林整備としてタケノコ掘りをしてもらいました。 今年も79人の小学生、4年生~6年生の子どもたちが参加してくれました。 町が所有している緑地で行われたのですが、「葉山・山楽会」さん、「三浦竹友の会」の皆さんにボランティアでご協力いただき事前に竹林整備をしていただいていたので、きれいな竹林の中で、天候にも恵まれて楽しく体験ができました。 一人当たり3~4本掘り出したそうです。

ボランティア協力してもらった方からのお話・・タケノコって1日で30センチくらい伸びる?タケノコ堀りがどうして竹林整備に繋がるのか・・竹は地面の下で全てつながっている?子どもたちがたくさんタケノコを掘り出してくれたのできれいな竹林が守られると思います・・などなかなか興味あるお話でした!

さてこのあと子供たちが参加できる活動としては クリーン葉山 。全町民むけ 、毎年恒例のクリーン葉山を今年も実施します。今年は5月28日(土)8時30分~10時にかけて、森戸海岸、真名瀬海岸、一色海岸、大浜海岸、長者ヶ崎海岸で実施します。 詳細は近日中に町HPにも掲載予定ですので、是非、家族総出でご参加ください。

さらに6月5日、11日の二日間で「葉山自然観察隊」という事業を予定 しています。身近に生息する生物を観察し、葉山の豊かな自然を体験するとともに、自然環境を大切にする気持ちを育むために、小学3~4年生を対象に実施しています。 1日目に海岸で磯の生物観察とビーチコーミング(海岸に打ちあがった漂着物を収集・観察すること)を行います。2日目に1日目のビーチコーミングで拾った貝殻やシーグラスを使って、瓶や写真立て等に飾り付けを行うクラフト体験を行います。

最後に、おふたりから葉山での子育てにはどのような魅力があると思うかうかがいました。

川田さん→今回の事業の目的でもあるように海山と自然環境が充実していることがあげられます。また、昔に比べて人と人とのつながりが希薄になってきていると言われていますが、葉山においては人との距離感が近いと感じています。大人や周りの人たちが面倒を見てくれる安心感みたいなものも子どもの成長にとっては必要なんだと思います。そのような環境が整っているのが葉山の魅力だと思います。

碇野さん→やっぱり葉山にお住いの皆さんに町の魅力を聞くと、必ず挙がるのは海と山の自然環境ですね。 ・都心からアクセスしやすい立地に、世界のベストビーチ100選に選ばれるような綺麗な海、日本の里100選に選ばれるような美しい棚田など、屈指の海山の自然環境が揃っていることは本当に恵まれていると思います。 ・そんな葉山ならではの環境を存分に活用した環境教育を今日ご紹介したようなイベントを含め町も積極的に取り組んでいますし、町内の色々な方、団体でも取り組みがあります。 ・自然に親しんだ子育て、教育を色々選択できることは、葉山での子育ての大きな魅力だと思います。