2022-4-20 水
逗子市社会福祉協議会 在宅支援係の 平山智也さん
朝から小雨、ちょっとひんやりした空気です。
今日のゲストコーナーでは 社会福祉法人逗子市社会福祉協議会の「介護職員初任者研修」について 逗子市社会福祉協議会 在宅支援係の 平山智也さんにお話いただきました。
平山さんというとスタジオが葉山マリーナにあった時代の2011年2月、逗子高校2年生の時、数人の生徒さんとユース国際ボランティアフォーラムの件で番組に初出演。その後も東日本大震災後 現地に赴いたり 学生時代からボランティア活動も積極的にされていました。平山さんの思いのこもったメッセージが今も印象に残っています。
もともと、ボランティアとか福祉とかに全く興味はなかったという平山さん。たまたま、逗子高校のボランティア部の顧問の先生がある日、下駄箱で 待ち構えていて、「良いから、やってみな」の一言で始めたのがきっかけだったとか。その後市内で子供向けのイベントを企画したり、震災後に福島へ訪問したり、誰かのために見えないところで動いている人たちと出会いました。生まれ育った逗子に住まう方の何か力になれないかなと思い、福祉系の大学で社会福祉と介護について学びそして、今は学んだ社会福祉と介護の視点を活かしながら、大好きな逗子の皆様の力になりたいと思い 逗子市社会福祉協議会の在宅支援係を担当しています。
今日ご紹介いただいた「介護職員初任者研修」は相手も自分も守るために必要な知識、技術をお伝えさせていただきます。 介護の心構えや病気のこととといった座学だけではなく、お食事やお手洗い、お風呂などを お手伝いする際の実際の手技もお伝えさせていただきます。 講師陣は当社会福祉協議会をはじめ、主に逗子市内で勤務する福祉・医療の従事者が集まっています。 具体的にはケアマネジャーの方やヘルパーさんだけでなく、看護師、栄養士、歯科衛生士、 訪問入浴の方、福祉用具の方など、地元の介護の人材は地元の力で育てたい! というメンバーで皆さんをお待ちしております。
※お申し込みは4月28日と記載されていますが 5月9日(月)まで締切延長となりました!
講習の期間は5月16日~8月6日 で 仕事終わりを想定した月曜日と木曜日の午後6時から9時と 土曜日は9時~午後4時というスケジュール。
講義と演習で構成される約130時間の研修と修了試験に合格することで 介護職員初任者研修修了証を取得することができます。 在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる 知識・技術を習得する研修となっています。
受講料は テキスト代含み 85800円ですが 後援いただいている逗子市市役所さんには市内在住の方または市内の介護事業所に勤務し、 主に身体介護のサービスに従事している方に50,000円の補助をしていただく制度をご用意いただいております。 予算が無くなり次第、助成は終了と伺っておりますので、研修修了後、市役所へご相談ください。 また、インターネットで逗子市介護人材育成事業補助金と検索していただけると概要が確認出来ます。
具体的な内容については、ご連絡いただいた方にお申し込み用紙や日程表をお送りさせていただきます。まずはお気軽に 逗子市社会福祉協議会 在宅支援係 平山まで お電話ください。電話番号は046-873-3004 です。
最後にリスナーさんにメッセージいただきました!
~誰かの力になりたいと思うこと、家族が困った時にどうにかしたいと思うことは当たり前ことだと思います。 私もそうでした。でも、誰かを、家族を、支えるって簡単なことではありません。 知識と技術がなければ、支えることを許していただくこともできません。 130時間という時間は長いと思われる方がほとんどだと思います。 ですが、それだけの時間をかけて皆さんに介護に関する知識と技術そして心を全力でお伝えさせていただきます。 この研修を修了された後の皆さんに出会うことを待っている人が必ずいるはずです。 それは家族かもしれないし、これから出会う方かもしれません。 その方々のためにも皆さんと一緒に学ぶことができたら嬉しいです。