2022-6-2 木

「建築展2022」神奈川県建築士事務所協会湘南三浦支部の三輪さん宮寺さん石渡さん

「建築展2022 建築の100年を考える」が4日(土)5日(日)逗子文化プラザホールギャラリーで開催!一般社団法人 神奈川県建築士事務所協会湘南三浦支部の三輪数比古さん(総合企画担当) 宮寺透雄さん(広報企画担当)、 石渡規由さん(防災企画担当) をゲストにお迎えしました。

                

今回のテーマの趣旨は   逗子の亀岡八幡宮が築後100年(社殿は1919年に改築が行われて現在に至ります。この間関東大震災をはじめいくつもの地震に耐えてきました)を迎えまして、これから社殿をどの様に保って行くか。 木造ですから必ず補修が必要になります。その検討を氏子会から受けまして、その中間 発表を多くの皆様に見て頂くことにあります。   

今回の3つのテーマは、亀岡100年に因みまして、日本の伝統的建築様式、そして木造建築 の100年に焦点を当て展示を行います。

・まず亀岡は神社特有の構造形式、楔で締める貫構造を一辺2メートルの大きさの立体に実際に 入って体験して頂く、その他パネルに於ける説明展示があります。   

・2つ目の日本の伝統的建築様式は、パネル展示の他、解体された古典建築の柱と梁との取り合い 部分の実物を展示します。  

                 

            ↑古典建築の柱と梁の取り合い部分

・3つ目の展示は、100年経った住宅にも住み続けられるかをテーマに、耐震補強や補修方法 を展示いたします。100年経った住宅の柱も展示いたします。    。          

日本古来の建築文化を身近にに体験できる催しになっておりますので是非ご来場ください。 。           

その他の展示として 施主と建築設計者の関係について。 設計者はどの様な人間なのか?その人の趣味や嗜好を動画などで紹介します。 

さて 逗子、葉山、三浦は海辺の街 。湘南三浦支部は海辺の街で活動する建築士です。海辺の街は、夏涼しく冬暖かいという大変環境の良いところなのですが、自然災害には日ごろから 気を配る必要があり、これも重要な研究テーマです。 湘南三浦支部は、過去に災害仮設住宅、そしてシェルターのコンペで3つの受賞をしております。 その一般公開も今回の建築展で行います。 

楔を木に打ち込む体験もできるそうですよ。 

また 展示期間前日の6月3日金曜日から、逗子文化プラザホールで1日中展示準備をします。2メートルの大きさのあるフォリー組み立てなど、それもとても面白いインスタレーションに 成ると思いますので当日お近くにいらっしゃいましたら、是非見学にいらしてください。

「建築展2022 建築の100年を考える」が4日(土)5日(日)10時~19時 逗子文化プラザホールギャラリーにて

入場無料。