Pachamama LOVE THE BEACH 7/15 onair

こんにちは。

村椿菜文です。

今日の放送では本を2冊ご紹介しました。

まず一冊は、武本匡弘著『海の中から地球を考える〜プロダイバーが伝える気候危機〜』です。

武本匡弘さんは40年以上ダイバーとして国内外の海に潜ってきました。

その経験から、海に何が起きているのかを伝える一冊です。

わかりやすい言葉で書かれていますし漢字にはふりがなもついているので大人から子どもまで幅広く読める本です。

海で起きている変化はけして楽観できるようなものではなく読んでいて苦しくなるところもありますが、

本の最後に、環境問題のためにできることを探して実践する子どもたちが紹介されていて、希望が湧きました。

もう一冊は『ナマケモノのいる森で』というしかけ絵本です。

ページを開くと絵が立ち上がるポップアップ絵本。絵が細かく美しいです。

ナマケモノのいる森で、ある日大きな重機が入ってきて森が壊されてしまいます。

すっかり森が消えてしまったあと、ひとりのヒトがやってきて、土を耕し、種を蒔き始めます。

自然を壊すのもヒトですが、生み出し、育むこともできるのもヒトなのだと教えてくれる一冊です。