Pachamama LOVE THE BEACH 12/9 onair

こんにちは。

村椿菜文です。

今日の放送では『捨てないパン屋の挑戦　しあわせのレシピ』をご紹介しました。

朝から夕方まで何種類ものパンがお店に並んでいる。

当たり前に目にする光景ですが、実はこの方法でパンを売るにはたくさんの売れ残りが出てしまい、

 

売れ残ったパンは衛生上の問題で翌日以降に売ることができず、

 

せっかく焼いたパンを捨てなければならないという現実があります。

「捨てないパン屋」として有名なドリアンというパン屋のオーナー、田村陽至さんは、

 

なんとかこの現実を変えたいとフランスで修行をし、

 

パンの焼き方だけではなく人として豊かな働き方や暮らし方も学んで帰国しました。

帰国後はパンの種類をぐっと減らし、日持ちのしないお惣菜パンなどの販売をやめて、

 

焼きたてよりもむしろ日を置いた方が香りのたつパンを販売しています。

田村さんはおじいさんの代から続く町のパン屋を営む家に生まれましたが、

 

大学時代に環境問題について学び、環境に関わる仕事に就きたいと考えていました。

そのとき田村さんのお父さんが漏らした「食べものがいちばんの環境問題」という言葉が、

 

後々まで田村さんの人生に響く言葉となりました。

「捨てないパン屋」だけでなく「旅するパン屋」も標榜する田村さん。

これからも田村さんの探求は続きます。