2022-12-27 火
「湘南ビーチFM開局30周年記念アマチュア無線局」石井康生さん
来年は湘南ビーチFM開局30周年! それにあわせて 12月4日から開局記念日の来年12月3日まで 湘南ビーチエフエムアマチュア無線クラブと逗子・葉山アマチュア無線クラブが協力して 特別なコールサインをもらって記念局を運用しています。 今日のゲストは 逗子・葉山アマチュア無線クラブ会長で、 湘南ビーチFM無線技術士の石井康生さん。
逗子・葉山アマチュア無線クラブは 昨年、逗子市立久木中学校12名の生徒さんがアマチュア無線でISS国際宇宙ステーションに滞在する宇宙飛行士と交信する「ARISSスクールコンタクト」を大成功させたり、 無資格の人でもアマチュア無線で交信することができる交信体験局を関東で5番目に開局したりと活躍しているクラブです。 今年の秋は「逗子防災フェスティバル」でもアマチュア無線の交信体験を開催していました。
石井さんには改めてアマチュア無線の楽しみ方、湘南ビーチエフエムアマチュア無線クラブについてお話いただきました。
さて、湘南ビーチFM開局30周年記念アマチュア無線局とは?
~イベント、たとえば市制何十周年記念というようなときに限って総務省に特別なアマチュア無線局が申請できて、その目的が認められれば期間限定で数字の8で始まるコールサインがもらえます。 ビーチFMの記念局の目的は逗子市内の皆様には平常時、災害時とも有効な情報発信の放送局であること、全国の皆様にはコミュニティ放送制度の再周知です。皆さんにコミュニティFM放送をもっと知っていただきたいということです。
その8で始まるコールサインの局を運用すると?
~珍しいコールサインですからたくさんの皆さんから交信を希望されます。 主催者側もその局の目的、普通は周知宣伝活動ですがこれを達成するためたくさんの方に呼んでいただきたいわけです。 そして交信していただいた後は、QSLカードという、ハガキのような交信証明書をお送りしますが、8N1789FMは鈴木英人さんの許可をいただいたイラストを使った特別カードを発行しています。 裏面にはビーチFMの説明やインターネット放送が聴けるバーコードも印刷してあります。
コミュニティ放送開局30周年記念アマチュア局は 全国初めてです。
現在、2,000局以上の方と交信しているそうです。 近くの方からは、「ビーチFMは知っているのですが、なかなか聴く機会がないので聴いてみます。」と言っていただいたり、県外の方にはインターネット放送でもお聴きいただけることを説明しています。
そして 特別なカードをもらう方法は?
~残念ながら、アマチュア無線で交信していただいた方限定になってしまうのですが、もしこの機会にアマチュア無線に興味を持っていただけて、免許を取ろうかと思ってもらえましたら、石井さんも含めてクラブメンバーが講師やスタッフを務めている講習会で免許が取得できます。 また、アマチュア無線ってどのようなものか、とりあえず見てみたいと思われる方は、年4回程度、第一運動公園内の体験学習施設スマイルでアマチュア無線体験講座も開催しています。次回は2月12日に行います。
詳しくは逗子・葉山アマチュア無線クラブ
最後に「ぜひ体験会や講習会にお越しいただいて、免許を取っていただけると嬉しいです。記念局は来年12月3日まで運用していますから、これから免許を取っていただいても間に合います!」
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