2023-2-23 木

逗子おもちゃの図書館 代表・砂山 昇さん

「モアナピープル」今週のモアナサポーター、本田むつみさんからのご紹介、ゲストは「神奈川県おもちゃの図書館連絡会」 代表でもあり、「逗子おもちゃの図書館」代表を務める 砂山 昇さん。

                   

「おもちゃの図書館」は親子が、沢山あるおもちゃの中から好きな物を選んで自由に遊ぶ事ができ、気に入ったおもちゃがあれば、家でも楽しく遊べるように貸し出しもしています。そのお手伝いを 常駐のボランティアがしています。

「逗子おもちゃの図書館」では毎月1回、第4土曜 日の午前10時~12時の間「逗子市福祉会館」で開催 しています。対象は子どもと保護者。参加費は無料です 。修理をおこなう、おもちゃドクターも。 物を大切に使うということもドクターを通じてお子さんに届きそうですね

こうした「おもちゃの図書館」は 逗子だけではなく、日本全国 そして世界にもあります。現在 国内では、この活動を支援する「認定NPO法人おもちゃの図書館全国連絡会」と言う組織団体があり、加盟する図書館の数は390館あります。      

そして、世界では「国際トイライブラリー協会」と言う 各国で活動する「おもちゃの図書館」を支援する 非営利 の国際組織があります。この活動の始まりは1935年にアメリカで家が 貧しいために おもちゃを盗む子どもがいる事を知った 学校長が社会資源として「トイローンシステム」をつくり おもちゃを貸し出したのが始まりです。そして、1963年にスウェーデンで 知的障がいのある子ど もを持った女医である母親が 友人とおもちゃの貸し出 しをするボランティア活動が始まりで、これがクローズ アップされ、その後、イギリスやアメリカで大きく発展 しました。

日本では、1981年の「国際障害者年」を契機に現地を視察したボランティアが運営する「おもちゃ図書館」が 東京・三鷹市に誕生したのが始まり。当時は、障がいのある子ども達は 訓練や療育が中心で気軽に遊べる場がなく、子どもや保護者が気兼ねなくほっと出来る遊べる場を求める機運がありました。そんな、障がいのある子どもたちに おもちゃの素晴らしさと 楽しく遊べる場所の提供をする願いから「おもちゃの図書館」は全国に広がりました。

逗子では開設してから今年で17年目になります。現在は、障がいのある子もない子も共にふれあい、交流し、育ちあう場となっています。遊びを通してコミュニ ケーション力や生活力、社会性を身につけていきます。それを、ボランティアが支援のお手伝いをしています。

また、おもちゃを揃える際には新しいもの、家庭では買いにくい やや高価な物、時代に合った物を用意しています。      実は、大元となる「認定NPO法人 おもちゃの図書館全国連絡会」に、おもちゃメーカー様よりサンプル品や展示品等のおもちゃを支援戴いたり、「日本おもちゃ図書館財団」等から時々、活動支援金を戴いており、大きな支援となる、とても良いつながりがあるのですね。     

さて「逗子おもちゃの図書館」は毎月1回 第4土曜日10時~12時まで「逗子市 福祉会館」にて開催。参加の予約は要りません。今月は、明後日の25日土曜日です。対象は子どもと保護者。参加費は無料です。 希望があれば、親子で紙芝居も楽しめます。 また、おもちゃの図書館では一緒に活動して下さるボランティアの募集も行なっていますよ。開催等を含めた お問合せは、090-4702-4619 砂山さん      

さらに3月25日26日開催の「逗子トモイクフェスティバル」内で「逗子おもちゃの図書館」は25日に参加を致します。場所は逗子市民交流センター 第1会議室です。 みなさん、こちらも是非遊びに来てくださいね  

そんな砂山さんにとって 好きな湘南の好きなところは?

~海や山など 自然環境に恵まれた場所です。 ゴルフ場も近くにあって楽しめるのが最高ですね・・