2023-2-28 火

一般財団法人すこやかさゆたかさの未来研究所代表の畠中一郎さん

今日の番組ゲストは 一般財団法人すこやかさゆたかさの未来研究所代表・畠中一郎さん。奥さまも見守ってくださいました!

                 

今回3回目のご出演、第1回は 昨年3月。その前年に突然ALS’筋萎縮性側索硬化症)と診断されたこと、しかしポジティブに財団法人を立ち上げに至る思いや ミッションについて語っていただき、 2回目の7月にご出演いただいた時は 正式に財団を設立できる運びとなり クラウドファンディングも実施中ということで お話いただきました。結果、多くのみなさまのご協力があり 目標を達成し、8月に、一般財団法人すこやかさゆたかさの未来研究所 (通称P-ALS) 設立。

「一般財団法人すこやかさ ゆたかさの未来研究所」はALS(筋萎縮性側索硬化症)患者である畠中さんご自身の体験をもとに、混乱と絶望の中にあるALSの患者さん、そしてそのご家族と手をとりあい、一緒に様々な困難を乗り越えていきたいという切実な思いを込めて設立されました。  大きなテーマは  よりそう ささえる  のりこえる  

そして 今日お話いただいたのは 2023年、財団事業第一弾の電動車いすレンタル事業支援プロジェクトです。

「電動車いすの患者さんのワクワクを通し、自分も街もそして社会も変わる 」

街に出たい患者さんに勇気と支えを!電動車いすに乗った患者さんのワクワクを通し、自分も変わる、街も変わる、そして社会も変わる!

「電動車いすレンタル事業支援プロジェクト」これは金銭的理由で電動車いすを利用できない患者さんにその費用を助成するものです。

世界で広く信頼されている電動車いすのメーカー、スウェーデンのペルモビール社との連携により、患者さんの自立空間の拡大と、ご家族の介護負担の軽減を目的としています。 なぜ電動車いすのレンタル事業から始めるのか? 電動車いすは、患者さんの自立・社会参加を促すツールになると考えているからです。手動の車いすは長時間独力で動かすことが難しく、介助者の手を必要とします。電動車いすは、患者さん自身が自分の意志で行動することを容易にします。

個別に見れば使用に様々な制約がある場合もありますが、電動車いすは、患者さんの行動の自由度を変え、考えを変える機能を持つ希望のツールとなり得ます。病のためどうしても引きこもりがちになってしまう患者さんの思考を明るいものに変え、ひいては社会への復帰の道を開いてくれるものと考えます。 そして電動車いすの利用が進み、より多くの患者さんが街に出ることで、各地域でインフラ向上を求める声が高まり、バリアフリー化を大きく後押しするものになると考えられます。財団ではいち早くその可能性に着目し、できるレベルから確実な支援策を実行していこうと考えました。

みなさまのご支援よろしくお願いいたします。目標金額は 200万円 2023年3月19日(日)午後11時まで

実際に畠中さんも 電動車いすを利用して逗子市内を巡っていると・・いろいろな方に温かいお声をかけていただいたり 何かいっしょにできたら・・と応援してくださるかたもいらっしゃるそうです。

                     

今日はこのあと 2月28日の「世界希少・難治性疾患の日」に合わせ、Astridが開催するパネルに畠中さんが招かれお話をするそうです。会場は新日本橋のロボットカフェDAWN。

リスナーさんから「昨年のご出演覚えています。心の強さ 優しさに感銘を受けました」とTwitter

クラウドファンディングについては 「P-ALS レディーフォー」で検索を!