2023-5-4 木

和綿畑 neem主宰  篠原友紀恵さん

「モアナピープル」

本日のゲストは、モアナサポーターの鈴木りささんからのご紹介、 和綿畑 neem(わめんばたけニーム)主宰 篠原友紀恵さんです。

                 

篠原さんは 葉山在住、6 年生のお子さんの子育てもしながら、南葉山の畑で和綿を栽培し、 その糸 から生地を作り、肌着など製品化までを行い、 逗子、葉山だけでなくオンラインを通じて全 国に向けてもご活動されています。

和綿と 普通の綿と違うところは?

~和綿は、一説では奈良時代大陸から伝わってきたそうなんですが、古来から日本で栽培 されている木綿のことです。綿花 1 つあたりの大きさは洋綿に比べて小ぶりで、雨露をしの ぐために下を向いて咲くのが和綿の特徴です。 繊維の長さは、洋綿のほうが長く、和綿のほ うが短いため 大量生産ですと扱いにくく洋綿が中心に使われます。湿度の高い日本の風土で 育つのと、短い太めの繊維が空気の層を作るため吸湿性に優れていて、夏は通気性、冬は 保 温性に富んでいます。日本で育った和綿は日本の気候と日本人の肌にとてもなじむ繊維でも あります。 和綿栽培は、江戸時代はとっても盛んで、三浦半島一帯も生産地だったそうです。

そして今日は実際に、和綿の花と布をお持ち 下さいました。とても肌触りがいいですよ~

これ らを地元の織り手の方と一緒に商品化し、オンラインなどでも販売されています。neem の畑で採れた和綿を使って「肌に触れて気持ちのいいもの」を コンセプトに、レ ディスのアンダーウエアやベビーのロンパースなどを制作しています。

循環可能な社会に向けての和綿栽培や製品づくりについて、今後の展望などうかがいました。

~和綿の栽培、製品作り、ワークショップなど、これまでの活動を続けながら、 地域の中 で循環サイクルを作ることをしていきたいです。それはモノだけではなく 手織りや縫製が得 意なお母さんの手仕事だったり、地域の人達やおじいちゃんやおばあちゃん、子どもたちと 世代を超えた人と人のつながりも含まれます。 「未来に贈るものづくりのあり方」というと ころを大切にやっていきたいですね 畑も南葉山の海を見下ろせる、とても気持ちの良い場 所で、4 月から先生をお呼びして、1 年を通じてパーマカルチャーの考え方で neem の畑をデ ザインしていくという、畑づくりが学べる講座も 始めました

さて来週 5/9(火)~5/18(木)に、葉山芸術祭企画として「陽と芽と手と」展開催。12時~18時

元町バス停から徒歩 5 分の UNDER THE PALMO(葉山町堀内340)

手織り作品と写真家による写真の展 示や商品の受注会をされるそうです。 実際に葉山和綿の作品に触れることができる貴重な機 会になりますのでぜひ お出かけください。

入場無料 お問合せは  tel 090-8063-0154     info@neemorganic.jp

                

そのほか、今後の情報は、neem organic で検索を!ホームペー ジやインスタでご確認して ください 。

そんな篠原さんにとっての「私の好きな湘南」「お勧めの湘南」は?

~色々あるのですが、そのうちの一つはやはり葉山芸術祭ですね。その一環で森山神社と いう神社の境内でライブがあるのですが、なんとも言えない雰囲気で楽しいですね。