Pachamama LOVE THE BEACH 5/12 onair

　　　　　武本 匡弘氏　撮影　今の江の島。　　　　　　　　　　武本 匡弘氏　撮影　８年前の江の島

 

こんにちは。

村椿菜文です。

今回の放送では各地の海岸で問題となっている「磯焼け」についてお伝えしました。

海藻が著しく減ってしまい、磯が砂漠のようになってしまう磯焼け。

海藻が茂る藻場（もば）を住みかや産卵場所にしている生きものが減ってしまい、

 

生態系にも影響を与えてしまいます。

温暖化によって水温が冬でも下がりきらず、

本来なら冬に活動しない食欲旺盛なウニが海藻を食べ尽くしてしまっています。

逗子葉山の海でもこの問題は起きています。

ウニばかりを責めるのも酷なようですが、

それでもなんとか今できることをしなければと、ウニの駆除を行っています。

葉山では駆除したウニを堆肥にする取り組みが始まっています。

ミネラルやカルシウムを多く含む堆肥ができあがるそうです。

海から畑へ。葉山ならではの循環ですね。

そして逗子では「キャベツウニ」の取り組みが。

磯焼けが起きている磯で育ったウニはほとんど身が入っていませんが、

出荷できないキャベツを取ったウニに与えると身の入ったウニに育つそうです。

この磯焼けの問題、まずは海に行って、実際に体験してみませんか。

5月20日土曜日、21日日曜日にウニの駆除を行います。

ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。