2023-6-29 木
フリースペース おかえり代表・かちゆみこさんと関のりこさん
「モアナピープル」最終回のゲストは、モアナサポーターandie♪さんからのご紹介、フリースペースおかえり代表の、かちゆみこさんと関のりこさんです。
フリースペースおかえりは みんながほっと安心できる場所、子どもも大人も自分らしくいられる場所として、毎週金曜日、沼間3丁目の個人宅でひらいています。地域のいろんな方々の協力をいただいて2年前から活動しています。 学校現場では、集団に馴染みにくかったり、学校に行きづらかったりする子どもが増えていると問題になっているようです。そうなった時、親も子どもも、自分だけで抱えてしまいがちなんです。そんな子どもも、大人も、安心できる居場所を作りたいと、2年前に始めました。関さんも当初からお手伝いしてくれているスタッフです。
フリースペースおかえりを立ち上げたきっかけについてうかがいました。かちさんは子どもが4人いらして、小さい頃から集団が苦手な長男がまだ小2だった頃不登校に。当時は埼玉に住んでいて、受け皿がなく、無いなら自分で作ろう!とフリースペースおかえりを立ち上げました。そんな時、逗子で同じような活動されている「フリースクールここだね」の深沢さんと出会い、遊びに来たのをきっかけに、その半年後にはもう逗子に引っ越してきました。今から6年前のこと。辛いなら無理に学校に行かせなくてもと思っていたのですが、長男は5年生4月、長女は小3に小学校に戻りました。その後しばらく忘れていたのですが、2020年、コロナの時、CoCoLoの会の吉原さんに声をかけられ、沼間の空家を紹介されたのがきっかけで、フリースペースおかえりが復活しました。
いろんな方々との繋がりが大きなきっかけになっています。
今は地域のいろんな方の協力もあり、イベント料理教室、公園遊び、バーベキュー、アートセラピーなどいろいろなイベントも企画しています。異世代交流の場にも!
明日 6月30日(金)10時30分~アートセラピーのイベントがあります。布を染めます。材料費として500円、定員や要予約、予約はフリースペースおかえりHPからお願いします。
そしてかちさんは、臨床心理士の資格をお持ちです。大学院まで進み、教育関係特に適応指導教室などでカウンセラーとして仕事をしていました。出産を機に仕事はやめていましたが、自分の子どものこととなると、「まさかウチの子が」という感覚に戸惑いました。今はご希望があれば親のケアもしています。やっぱり親の心のスペースが確保されていないと子どもの不安を受け止めきれないと思うのです。お母さんたちも疲れてる、一人で抱えないで誰かに打ち明けてみてください。
さて フリースペースおかえりは毎週金曜日オープンしているのですが、大人も丸一日予定を空けて確保するのは意外に難しく、大変です。子どもたちはもちろん、大人も、無理せず自分自身も楽しみながらできることをみんなで、と思っています。 子どもを受け入れるにはやはり見守りの大人の人数が足りないんです。ラジオをお聴きの方、金曜日のボランティアさんを募集しております。 時々でも一緒に活動に参加してみたい、地域やお子さん達と関わってみたい、などご興味ある方はぜひご連絡くださいね。
詳細は フリースペースおかえりHPを
そんなかちさん、関さんにとっての大好きな湘南は?
かちさんは 逗子海岸
関さんは 真名瀬海岸
これまでいろんな方にうかがってきましたが やはり「海岸」が一番多かったかも・・
来週のこの時間は TAC21提供「湘南日和」をお送りします。