2023-8-4 金

Pachamama LOVE THE BEACH 8/4 onair

こんにちは。

村椿菜文です。

最近、逗子や葉山のビーチで過ごしていて思うのですが、

ビーチグラスを見かけることが少なくなりました。

ビーチグラスはシーグラスとも呼ばれますが、

ガラスの破片が年月をかけて波に洗われるうちに角がとれて丸みを帯び、表面が削られることで独特の風合いになります。

少し前まで逗子海岸でも簡単に見つけることができていましたが、最近ぐっと減ったなあという印象です。

その代わりに増えたのがプラスチック片です。

ゴミが減ったということなら喜ばしいことですが、ボトル文化からプラスチックの多用に移っただけ、ということであれば残念です。

「グラスビーチ」と呼ばれるくらいにビーチグラスで埋め尽くされた海岸もあります。

捨てられた大量のボトルがビーチグラスになって砂浜を埋め尽くし

グラスビーチと呼ばれるようになったところがある一方で、

長崎県大村市では、大村湾の水質改善のために廃グラスをリサイクルする形で角をとったガラス片をビーチに敷き詰めています。

このビーチがSNSで話題となり、観光で訪れる人が増え、

すると今度は地元の方が「せっかく観光で人が来てくれるのだからきれいにしよう」と

ボランティアで清掃活動が行われるようになり、

水質改善だけでなく、地域の海を大切にしようという機運が高まるという思いがけない波及効果もありました。

そんなふうにビーチグラスが役にたつとは。驚きでした。

減ってしまった印象のあるビーチグラスですが、まだまだ見つけることもできます。

探してみてくださいね。