2024-3-12 火

葉山一色海岸アート展写真家の佐藤正治さん、デザイナーの佐野正子さん

葉山一色海岸アート展 先週9日(土)から 葉山しおさい公園博物館1階ロビーで開催中です。 参加アーティストから 写真家の佐藤正治さん、バッグデザイナーの佐野正子さんをゲストにお迎えしました。

               

葉山一色ビーチアート展とは 2013年の1月のどんど焼きの際に 葉山は夏場は観光客も多いけれど、冬はどうしても人が少ない 素晴らしい庭園のあるしおさい公園の冬の風景も ぜひ見ていただきたいということで 洋画家の永井龍子さんと元葉山郵便局長の鈴木増一さんが発起人となって 始まったプロジェクトです。 葉山には近代美術館や山口蓬春記念館など、アートを身近に感じられる環境に あるということで、アート🟰葉山という考えを軸に葉山在住のアーティストの人が集まって 年に一度行われている展覧会です。

今回のテーマは 「 一色の音 」  波や風の音など、それぞれのアーティストが作品に落とし込みました。 今回のビジュアルに使用している作品の作者 中島靖高さんは漆作家、 海岸で拾った陶器のカケラを繋ぎ合わせたうつわなのですが 例えば、そのカケラを拾うときの波の音や砂の音、そしてバラバラだったちいさな カケラが今ここにある時間の流れなんかを感じてもらえると嬉しいですね~

佐野さんは 初参加。4年前、秋谷から葉山に引っ越してきました。 今日ご一緒のカメラマンの佐藤さんにお誘いを受けて参加することに なったそうです。普段はバッグデザイナーをしています。 作品は銅版画で、12年前から作り始めています。 葉山に住んでいると必ず出会う虫たちをテーマに 今回は作品を作りました。

呼吸をする魂のおもむくままに写真を撮り続けているという佐藤さん、いつもFACEBOOKに素晴らしい写真を投稿されています。今回の展示は「まんだらのような・・」と。今日も番組終了後 スタジオで写真を撮ってくださいました。佐藤さんのFACEBOOKに早速アップされていました。

番組内では ゲンズブルーさんのウクレレ演奏で「浜辺の歌」 癒しの音色でした。

その他素晴らしいアーティストがたくさんいらっしゃるのですが今回初参加の 方をご紹介。

櫻井紀邦さん・・ 絵画教室をされている先生でもあります。 パステルやアクリル絵の具、岩絵具など、さまざまな画材を使用して 作品を描いています。空と海のグラデーションが美しい作品は是非見ていただきたいです。

鴻来有季さん ・・一色海岸で手に入れた砂と水を使った不思議な作品です。 今回の作品は2011年に作られたものなのですが 有機物が時間によって変化していく様を感じていただけたらと思います。

さらに今回は、初の試みで しおさい公園から歩いて3分ほどの ところにあるモモヤマギャラリーさんでも展覧会を同時開催しています。 こちらでの売り上げの一部は能登半島地震で被災された方々への義援金として 寄付させて頂きます。

最後に 「葉山の海と山に囲まれて日々インスピレーションを得ているアーティスト達の 作品をこの機会にぜひ体感してください。 今後とも葉山在住のアーティストの活動を通して、葉山一色をアートの力で 盛り上げていきます、応援よろしくお願いします」

               

< 第11回 葉山一色海岸アート展> ■開催期間は 3月20日(水)まで  8:30 ~ 16:30 ※ 休園休館:18 日(月) ■開催場所:しおさい公園 博物館1F ロビー ■入園料:300円(葉山在住70歳以上無料)

参加アーティストは17名。

h井島健至(写真家)  上野和典(画家)  大山京子(版画家)  春日泰宣(手漉き紙作家)  佐野正子(デザイナー)  さいとうとおる(リサイクラー)  櫻井紀邦( 画家)  佐藤正治(写真家)  鴻来有希(画家)  つがおか一孝(イラストレーター) 塚原洋子(画家)  出口雄大(画家)  中川彩香(アーティスト)  中島靖高(漆作家)  ブルース・オズボーン(写真家)  ミヤジシンゴ(フォトグラファー)  森嵜めぐる(アーティスト)

主催:ISSHIKI BEACH ART 協力:一色商店会・一色町内会・MOMOYAMA SHOP&GALLERY 後援:葉山町・葉山町教育委員会