2024-3-21 木

「ウチの子学校に行きたくない、と言い出しました」連絡会代表・井川智美さん

TAC21提供「湘南日和」

今週のゲストさんはロコママネットワークス桑原泰恵からのご紹介、「ウチの子学校に行きたくない、と言い出しました」連絡会代表井川智美さんです。

                

不登校という言葉を使いたくないがために、長い題名になっているそうです。この会は 学校へ行かない、行けない子どもたちを抱える親同士の横のつながりを作ることを、目的としています。 いま、みんなが困っていること、不安に思っていること、これがあったらいいのに、ということを皆さんの話を聞いてまとめています。

具体的な活動としては 昨年の12月20日に葉山で初めての意見交換会を開催しました。リアルな声を出し合い横のつながりをつくることを目的としています。葉山町以外からも多くの方が集まって話しをすることができ、その後近隣各地での小さなお茶会をその地域の方と開催し、3月には鎌倉市の事例発表とグループワークの会を開催し60人ほど集まってくれました。

始めたきっかけは? 今小学校4年生の井川さんの次女が小学校一年生の時から、学校に行きたいけどうまく行けない、教室に入れない、私 と離れられない、という日々を過ごし、学校側へサポートをお願いし続けると共に、行政のサービス、学 校以外の選択、先輩方の話など、情報を集めて行動し続けてきました。 いまは逗子市にあるフリースクー ルに週2回通い、あとは家にいるという生活に落ち着いています。 ずっと1保護者として、声を上げ続 けてきましたが、相談には乗ってもらえるけれど、制度を変えたり、他の保護者の方と繋がっていくこと がなかなか難しいこと、 さらに 鎌倉市が本年度から学校以外の居場所、フリースクールへ通う家庭へ補 助金を交付し始めたことをきっかけに 葉山で、親同士の繋がりを作り、行政、公的サポートの充実を訴え ていこうと、会を作りました。

井川さんは葉山にお住まいで葉山での課題を感じていらっしゃることもお話くださいました。

まず葉山町では、学校以外の学びの場が確保されていないこと、不登校の数の把握、各学校、教育委員会の対応が、バラバラであることなど課題だと感じています。制度として学校から外れてしまった子どもたちをサポートする体制を作っていくこと、を大きな目標としています。

そんな井川さんの健康法は?

~「健康になるために」していることはありません。食事もヨガもセルフケアも全て自分の心地よさのためにしています。

今後の予定ですが 5月ごろに次の会を開催したいと準備しています。 そして私自身本業はセラピストで、ずっと人の身体を触ってきました。 子どもが、学校へ行く、行かな い、関係なくみんなが笑顔で元氣に生きていく、ということを大切に、自分と自分の子ども、周りの子ど もたちの幸せを常に願い、今できることをやっていきたいと思っています。

 「ウチの子学校に行きたくない、と言い出しました」連絡会の情報は井川さんのインスタグラムhttps://www.instagram.com/niji__tomomi/#で