2025-2-6 木
SSF Explorer 第45回 2月6日OA(星空リビング)
今日は「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生にスタジオでお話を伺いました。
もう2月(笑)
新年会も楽しかったですね。すごい人であふれてました!スペシャルゲストも!
晋(実は、パーティーが終わって駐車場で空を見上げて、じゅんこ先生が「あれが金星、あれが木星」と教えてくださったのです。そこに居合わせたスタッフ一同、良い時間を過ごせました。じゅんこ先生ありがとうございます。)
さて、今、惑星たちが見頃ですね。
まず、皆さんもう気づきの、夕方から西の空にとても明るい星が見えています。宵の明星「金星」です。この金星は、今月15日にマイナス4.9等という明るさになります。星の明るさは、数字が小さいほど明るいのですが、マイナス4.9はスゴイです。1等星で一番明るいシリウスでマイナス1.4くらいですから。
そして、他の惑星も見えています。丁度、冬のダイヤモンドの中に。
オリオン座の右上の方に明るい星があります。これは木星。太陽系で一番大きい星ですね。
そして、もう一つは赤い星、火星です。今、ふたご座の辺りです。今年の1月12日に2年2ヶ月振りに、地球に接近したので、まだ明るく見えています。オリオン座の左上の赤い星、ベテルギウスの先にそれよリも明るく赤く見えているのが火星です。
火星と木星の間には、小惑星帯というのがあります。二つの惑星のあいだは、約5億5千万キロ。地球と太陽の距離が1億5千万キロなので3.5倍程あります。そして、その小惑星帯に、イトカワ、リュウグウ、ベンヌがあるわけです。今、地球から見て、近くにあるように見えますが、火星と木星の間は結構ある、ということですね。そんなことに思いを馳せながら星を眺めてみるのも良いかもしれません。
皆さん、冬の大三角は覚えていますか?シリウスとベテルギウスとプロキオン。
オリオン座の左上の赤い星がベテルギウス。オリオンの三つ星を結んで左に延ばした先にある明るい星がシリウス。この二つより東側、時間によっては北側にある明るい星を結ぶと正三角形に近い三角ができます。これが、冬の大三角。で、今回は、シリウスと火星と木星を結んで、もっと大きな三角形をつくって、これを「冬の超大三角」と呼んだりしています。今年のこの時期だけの超が付く大三角。ぜひ、見上げてみてください。
明るい星たちなので、スマホでも撮影できるかも!?
2月に入って、今、とてつもない寒波が日本を覆っていますが、「如月」という言葉には、更に着るという重ね着をするほど寒いというコトも言われていますが、旧暦だと、如月は今の3月頃。もう少し春めいていると思います。「生更木(暖かい日差しに向かい草木が生えるという意味)」のほか「気更来(冬を越し、天気が良く陽気がさらに増すといった意味)」など、さまざまな由来があります。
中国最古の字書『爾雅(じが)』に「二月を如となす」とあることから生まれました。 「如となす」は、万物が神意に従うように現れ出ること。 自然がいきいきと動き出す時期といえます。
3月に、理科ハウスで、プラネタリウムやります!3月20日(木・祝)です。詳細は、理科ハウスのHPと宙の学校のインスタなどでお知らせします!
そして、かわいじゅんこ先生ご出演のTV番組「太陽生命 Presents しあわせ2倍!二拠点生活~素晴らしき My Way~」が明日2月7日(金)よる6:00~6:30放送されます。
是非!チェックなさってください。
太陽生命 Presents しあわせ2倍!二拠点生活~素晴らしき My Way~ | BS朝日
なお、この番組は放送終了後、期間限定で無料配信をしております。