2025-4-4 金
SSF Explorer 第53回 4月4日OA(星空リビング)
SSF Explore 今日から金曜日にお引越しとなりました。
午後3時~3時30分、引き続きどうぞよろしくお願い致します。
リニューアルした最初は「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生です。
今日は、二十四節気の「清明」です。
二十四節気(にじゅうしせっき)とは、地球の周りを太陽が回っていると考えたときの太陽の通り道、黄道上の動きを視黄経(地上の観測者から見た場合の黄道座標の経度)の15度ごとに24等分して決められているものです。
視黄経とはなんですか?ということになりますが、地球儀を思い出してみてください。緯度と経度はわかりますよね?この地球儀の真ん中に地球が、地球の表面で太陽がまわっていると想像します。太陽はどうやって回るのか?というと地球の自転の傾き分(約23.4度)傾いて回っています。なので、2つの点で天の赤道とクロスするのです。
で、南から北に向かってこの点を通過するときを「春分点」と言い、その瞬間がある日を春分の日とするのです。その反対で北から南に向かうときにクロスするときを「秋分点」と言います。
で、春分点が0度なのか?というと、赤経も黄経も0度だからです。
二十四節気の春分の次は、「清明」です。これは「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」、清らかで明るく、生き生きとした様子を意味する言葉です。漢字ってすごいですよね。視覚からも、そのすがすがしさ、さわやかさがわかりますもんね。花粉が飛んでなかったら深呼吸をしたくなる、はず!
そして後半は、土星に新たに128個の衛星が発見され、全部で274個になったというニュース。
これは太陽系内の他の惑星の衛星数の合計(142個)の2倍に迫る多さです。
2022年の末までは、83個の衛星を持つ土星が一番だったのですが、2023年2月に木星の衛星が92個になり、今回また一気に土星の衛星の数が増えたということなのです。
その土星の輪が3月24日に消失!しましたね。見えなかったけど。
小さな望遠鏡で、輪のない土星を観たいと思ったら、11月25日あたり。また近くなったら情報をお伝えしますね。
春の空は、霞がかかりがち。「朧月夜」という言葉もありますが、4月の満月は13日(日)で、Pink Moonです。
★じゅんこ先生イベントのお知らせ。
明日、2025年の初回!星座とワインの会があります。お申込みは今日まで!
「春はあけぼの 星はすばる」
北鎌倉の自然豊かな庭に囲まれた、シェアアトリエ「たからの庭」で、星とワインとお食事のすべてを楽しんでいただくイベントです。
春の訪れを感じながら、夜空を眺めてみませんか?
清少納言は、「枕草子」で「春はあけぼの・・・」と書きました。あの有名な一文です。そして、星に関しては「星はすばる・・・」と。
春の空は、どんな表情を私達に見せてくれるのでしょうか?
ワインは、春にピンクが美しいロゼを!
お食事は、鎌倉野菜の中心にした、お弁当やケータリングを作る「スエ亭」の料理人スエさんが担当。たからの庭に厨房があるのです!
北鎌倉の横道にチョット入って、時を忘れそうな空間に浸ってみませんか?
《日時》2025年4月5日(土) 18:00~20:00 ★お申込みは今日4/4までです。ご注意ください。
《参加費》 お一人様 5,000円(お食事+グラスワイン付)
《定員》12名