2026-8-28 金

SSF Explorer 第126回 8月28日 「池子の森のお話」~池子の森緑地エリアの歴史

◆ライフセーバー電話インタビュー:葉山ライフセービングクラブ理事長加藤智美さん

葉山の海開きは8月31日月曜日ですので、今日も含めてあと4日です。

葉山の海岸は今年からすべての海岸で子供用ライフジャケットの無料貸し出しを行っています。

週末は全てで払う位です。

9月1日から、監視はおりませんので、来年の海開きまでお待ちくださいね。

なお、葉山ライフセービングクラブでは「はやまっこプログラム」として毎週水曜日の放課後、16時~17時30分頃に森戸海岸周辺で小学生を対象とした野外活動を行っています。

詳細ははやまっこ | 葉山ライフセービングクラブ  をご覧ください。

加藤智美さん、今年も色々な情報をありがとうございました。

◆「池子の森のお話」~昨年7月と9月には4回にわたって、「池子の森緑地エリアの歴史」のお話を伺いました。

有形文化財の認定証を持って鈴木利幸さん。

緑地エリアに田園風景が有って、集落が有ったことをご存知ですか?

池子の森緑地エリアに住んでいらした方の子孫で語り部の鈴木利幸さんにお話を伺いました。

今年は戦後81年目の夏です。

池子の森は実は市内に残る戦争にまつわる痕跡のひとつです。

そして戦争の為に昭和16年晩秋に先祖伝来の地を追われた家族が住んでいた『柏原(かしゃばら)』集落の跡でもあるのです。

 池子の森は2014年11月に市民開放されました。

ビジターセンターに資料展示があったり、一昨年、久木側ゲート付近にプレートが設置されましたが、ご存知無い方も多いと思います。

S47年生まれ54歳で久木にお住まいの鈴木利幸さんは、聖和幼稚園、久小、久中、逗子高、大学は都内まで逗子から通い、卒業後は会社員として転勤族となり、全国津々浦々…北は北海道から南は九州まで7都道府県…転居11回!

7年前にご家族は逗子に戻られましたが、鈴木さんは今年3月まで3ヶ所8年連続で単身赴任をして、4月から31年振りに逗子に戻られました。

 そんな今年、ご実家の建物が「国の有形文化財」に登録になりました。

ご縁のありましたかながわヘリテージマネージャー協会の皆様からのお力添えを頂き、お話しを伺ってから約5年、申請すると決めてから約1年掛かりで申請し無事登録となりました。集落の最後を知る祖母と、孫として大学卒業まで23年間暮らした当時は金網に遮られこちら側からしか眺められなかった『かしゃばら』の事を好むと好まざるとに関わらず耳にし、歴史を記憶してしまいましたと鈴木さん。

これまで集落で育ち、強制移転の記憶を持つ叔父が語り部として集落のことをお話しをしてきましたが、3年前に我が家の歴史をお話しする機会があり、その際に改めて記録と記憶を整理して、これからは91歳となった叔父に代わり歴史の語り部となるつもりです。と鈴木さん。

 さて、この池子の森のお話は…

今から85年前 太平洋戦争開戦直前の1941(昭和16年) 8月24日3ヶ月後の11末までに

集落ごと立ち退くことを命じられました。 

12軒うち8世帯が集団移転した場所が現在の地(久木)です。

(池子の森緑地エリアの詳しい歴史は昨年のブログでご覧ください。)

 7月11日(池子の森緑地エリアの歴史)

 7月25日(池子の森緑地エリアの歴史)

9月12日(池子の森緑地エリアの歴史その3)

9月26日(池子の森緑地エリアの歴史その4)

集落から転居せざるを得なかった歴史と戦時中の資材がない中で集落の家を解体した部材を含めて再築し現在まで残った建物の価値を評価頂いたそうです。

逗子には有形文化財の建物が何軒か有り、鈴木邸は市内で7軒目、登録数は9ヶ所目となります。

今月から市役所のHPに全て掲載されています。

 「有形文化財」登録されるとどうなるのでしょうか?

 鈴木邸は維持管理をしながら登録された建物にご家族が住んでいらっしゃいます。 

通常公開はしておりませんが、かながわヘリテージマネージャー協会が共催する[湘南邸園文化祭]で10/24(土)に限定公開を企画しております。

 同日に午前、午後に1回すつ2回。詳しくは『湘南邸園文化祭』のwebサイトからお申込みください。先着順となります。

昨年はあっと言う間に定員になってしまいましたので、ご興味がございましたらお早めにお申し込みください。

湘南庭園文化祭のwebサイトはこちら。

湘南邸園文化祭|Shonan Teien Festival