2018-6-8 金
6月8日 OA
本日発行となりましたマガジン50号!!
◆マガジンライターの堀祐一さん。
堀さんは20号からマガジンのライターで写真も担当してくださっています。
今回は湘南の夏50選。
イベントもまだまだ琢さんあるのですが50に絞りました。
◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーのかわいじゅんこ先生。
これからの2週間の夜空のお楽しみは、まず肉眼でみるものとして、6月16日の日没後、西の空に見られる細い月と金星です。日没は18:59です。19時でもまだまだ明るいですよね。月の入りは、21:20。細い月が見えて沈むまでの時間は決して長いわけではないので、見たい方は、西の空が開けているところで、目を凝らして見逃さないようにしてください!
そして、望遠鏡や双眼鏡をお持ちの方は、金星とかに座のプレセペ星団が近くで見えるのでぜひ、観察してみてください。こちらも西の空です。
最接近は6月20日ごろですが、15日ごろから25日ごろまでは双眼鏡の同一視野内に見ることができます。金星を双眼鏡でとらえて、その周りに暗めの星が10~20個程度集まっているのが見えれば、それがプレセペ星団。金星と月と同じで、やや低いところで見えるので、西の空の見晴らしが良く、街明かりなどの影響が少ないところで観察してみましょう。逗子海岸はいいでしょうね。また、先ほどの16日には細い月と金星の上にプレセペ星団があるので、双眼鏡があれば、3天体の集合が楽しめますよ。
西の空の金星をみたら、南にも明るい星があります。木星です。
そして、金星あたりから、木星の下まで延びる長ーい星座わがあります。うみへび座です。
うみへび座は88ある星座の中で一番大きいのです。
このうみへびは、ヘルクレスの10の難行のうちの一つです。9つの首を持っていたヒドラを退治しようと首を切るのですが、そこから2つの首が生えてくるという厄介な化け物です。ヘルクレスは、甥っ子を連れていき、切った切り口を松明の炎で焼くということを繰り返しました。すると首がどんどんなくなり、退治されてしまったということなのです。
では、なぜ、星座になったのか?というと、ヘルクレスが難行をしなければならなくなったのは、彼は、ゼウスと人間の女性から生まれた英雄ですが、ゼウスの奥さんのヘラにずーーーーっと恨まれて憎まれて、苦しめられてきました。この難行でヘルクレスと良く戦った!とヘラがヒドラを星座にしたということなのです。
宣伝!6月16日(土)14時から16時は葉山のクブスーリアで、「宙と本」を開催します。
今回の1冊は、小泉八雲の「天の川幻想」です。七夕を前に、八雲がつづる日本の七夕にたっぷりと触れてみませんか?
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真夏です