2018-8-25 土

風の日

お早うございます。
風がとても強く、沖の海面にはペラッペラッとめくるような
白波があちらこちらでたっていました。
葉山港と葉山マリーナーでは、ヨットフェスが開催され、
葉山に滞在中のイギリスチームとのヨットレースが行われました。
ちょっと難しいコンディションだったようですが、この貴重な体験に、
日本のクルーの皆さんや子供たちはとても喜ばれていたそうです。
09:35~「60Days Summer in the Sail Hus」(ヘリーハンセン提供)
今朝のご担当は、ヘリー・ハンセン PR 山崎慎吾さん。
一色海岸は、強風とうねりで遊泳禁止・・。
浜は海水浴に来られている方が少なくなり、落ち着いた様子。
セイルハウスでは今日の18時ごろから、鎌倉在住 
アコースティックギターの濱田翔さんのライブ開催。
メロウ~なインストゥルメンタルな曲が中心で、
8月後半の葉山の海と夕暮れ時にぴったり。
11:00~「ピクチャーズデプト シネマセレクション」
葉山の映画配給会社 ピクチャーズデプト 代表の汐巻裕子さんお勧め映画のご紹介。
今日19時より逗子文化プラザホールにて、「月世界旅行」上映。
そこで今週も見どころをお聞きしました。
この作品は「世界お初」がてんこ盛り。
初のSF映画、初のコマーシャル(大勢の観客を前にここで商品を見せたら売れる!と思い付いたとか。
ちなみにマスタードの会社)、
初のお色気映画作成(舞踏会の後の入浴シーン!)、
初の商業的ヒット(海外へ売る)などなど。
またマジシャンでもあった監督のジョルジュ・メリエスは様々なトリックを取り入れ、
それまでは想像でしかなかった世界を、現実のものとしてスクリーンに描いた。
それもすべて、アナログ(100年以上前なのだから当然)。
この湧き出る創造力、豊かなアイデアがあり、今の映画界はあるといっても過言ではなさそう。
この映画について汐巻さんは、「大人の自由研究」と仰っていましたが、
見終わった後にはきっと大きな刺激となっていることでしょう。
今日の上映界では、この月世界旅行が今の技術をもってどのように復元されていくのか、
その過程のドキュメンタリーもご覧いただきます。
元のサイレントに現代の音楽をのせてもまるで違和感がないと、汐巻さん。
良質の作品は、どれだけ時を経ても色褪せることなく、
逆にその時代のものにも調和する懐の深さをもっているのかも。
前回の上映作品「ひまわり」を見に来られた方の中には、
以前には感じなかった感動があったり、今になってやっと理解ができた、
などの声が多かったそう。
その時その時の自分の心模様によって見かた、見え方が違う、
だから古い映画を再び見ることは、今の自分を見つめなおす、
一つのきっかけにもなりそう。