2018-9-14 金

9月14日 OA

◆ビーチFMマガジン51号!本日発行!マガジンライターの堀祐一さん。

今回のマガジンは皆様からの投稿写真が中心となっております。

何と!450件もの投稿を頂きました。

投稿を頂きました皆様、ありがとうございました。

引き続き皆様の投稿写真はインスタグラムの#sbfm51で検索するとご覧頂けます。

ビーチFMマガジンは、逗子、葉山、鎌倉の色々な場所に置いてありますので、お手に取ってご覧ください。

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナー かわいじゅんこ先生 

9月になりましたね!

途端に、最近は涼しくなって、体かビックリしますよね。でもゆっくり寝られる。

 

さて、そろそろ中秋の名月です。

今では、いろんなところでハロウィンハロウィンでにぎやかですが、日本人としてはお月見にも盛り上がってもらいたいですね。

お月見は、元々里芋の収穫をお月様に感謝するという意味があったようです。そこに、中国から「観月」という行事が入ってきて、最初は貴族が行っていましたがだんだんとそれも収穫祭の意味になり庶民に広まっていたようです。

カレンダーが月と太陽の暦「太陰太陽暦」を使っていた頃、月の形はそのまま日付でした。

そして、電気のなかった時代、夜を照らす月の明かりは眩しいほどでした。

その中でも真ん丸に輝く満月の明るさは、人の顔を見分けることも、はっきりくっきり影を作ることもできるのです。秋の七草のススキや秋の花々をかざり、その満月を愛でながら、食事をしたりお酒を飲んだり。またお月見と言えば、月見団子ですが、全国で様々なものがあります。

全国的によくあるのは、丸い形のお団子を15個積み重ねる。

あれも、一番下が何個で一番上は何個といろいろ決め事があるのです。

関東でいうと、静岡の「へそ餅」というのがあります。丸いお団子を親指と人差し指でぷにゅっとつぶして、へこんだところにあんこを乗せて食べる。というもの。これは、徳川家康が幼少の竹千代の頃、食が細くて家臣たちが困り、やったとのいい伝えが。チョット西に行って名古屋は、しずく型というか、里芋の形の「ういろう」です。もともと、日本のお月見は、里芋の収穫を感謝したと言われていますので、里芋の形というもの意味があるのでしょうね。色は、白、赤(ピンク)、茶色です。

更に西に行って、大阪や京都の一部では、やはり里芋のような細長い形のお団子にあんこを帯のように巻いているお団子を重ねるというものがあります。あんこを月にかかる雲にみたてているとも言われています。そして、沖縄の「フチャギ」。白い長方形のお餅に塩ゆでした小豆が周りにまぶしてあるシンプルなものです。これが、なんとも美味しい!病みつきですよ、私!(笑)

ついつい、紫とオレンジと黒の世界に覆われてしまいそうですが、感謝していただくという私たち日本人の心の原点のようなものも忘れないようにしていただきたいですね。

9月22日(土)には、「お月見のお心得」、24日(祝・月)の本番は久しぶりに材木座海岸で「星ヨガ」を行います。

詳しくは「宙の学校(そらのがっこう)」で検索してごらんください。