2018-11-25 日
11月24日
お早うございます。
やや強めの北風は午後にはやみました。
穏やかな湘南の海・・・。
お写真は、↓ 正午過ぎの七里ヶ浜。
↓ 津久井浜のウインドサーフショップ ティアーズ 香村さんより。
午後はフォイル日和でしたでしょうか~?
11時~「ピクチャーズデプト シネマセレクション」
葉山の映画配給会社 ピクチャーズデプトの代表 汐巻裕子さんに
映画についてお聞きします。
今日は公開中の映画「A Ghost Story」のご紹介。
ゴーストと言いつつ恐怖映画ではなく、幽霊となった夫が愛する妻を見守る恋愛作品とも違い、
死後、生前の世界への執着をどのようになくすのか、人間の先の世界を考えるような、
汐巻さん曰く、ストーリーがとても深く、響く人にはとても響く作品とのこと。
夫役のケイシー・アフレックは、白いシーツをかぶっての演技のため、
表情が見えないし、台詞も発しない。
それだけに本人の動き一つ一つがとても大切であるのと同時に、
カメラワーク、カメラの視点もポイントになっているのだそう。
どこから映すか、どの位置から俳優をとらえるか、それによって見えない心が伝えられ、
聞こえない声が届けられているのだと・・・・。
更に、スクリーンが通常の横長のスタンダードサイズでなく、ほぼ真四角な形であり、
角がやや丸みのある、いわゆる角丸(カドマル)。
これにより、詩的な情緒を醸し出し、非現実的な世界に導く効果があるのだとか!
画面の形によって見ている側の感情が変わるとは驚きです。
時間は生きている人の中でだけ動いていく、死者(魂)はそのまま留まっている、
その対比を伝えている作品、「A Ghost Story」、汐巻さんお薦めして下さいました。
汐巻さんプロデュース「旅するダンボール」は、12月7日から公開!