2019-1-23 水
県立近代美術館葉山「堀内正和展 おもしろ楽しい心と形」学芸員の長門さん
今日も青空。3月上旬の暖かさとか・・
今日は 県立近代美術館葉山で3月24日(日)まで開催中の「堀内正和展 おもしろ楽しい心と形」 について神奈川県立近代美術館 担当学芸員の長門佐季さんにお話いただきました。
身体の一部や幾何学図形など、身近な形をヒントに制作した彫刻家・堀内正和(1911-2001)。 難しいと思われがちな抽象彫刻が親しみやすく感じられる展覧会です。なかでも《ウィンクするMiMiちゃん》(1967年)や《指の股もまた股である》(1968年)といった、鑑賞者が覗き込むことで完成する「のぞき(NOZOKI)」の逆読みから命名された「IKOZON」彫刻では、独自のエロスやユーモアが存分に発揮されています。
私も先日うかがいました!彫刻家の個展というと難しそうですが、まさに「おもしろ・楽しい」です。
同時開催はコレクション展「モダンなフォルム」 堀内正和展にあわせて、絵画、彫刻、デザインなどの所蔵作品と資料から、 各時代の作家たちが試みた「新しさのかたち」を展覧します。
展示を終えて中庭へ。東屋の近くまで歩くとこのようなキラキラ一色海岸を望めます。
さらに葉山ではありませんが、鎌倉商工会議所地下ホールにて「明治150年を超えて」連続講座の最終回が1月26日(土)開催。
1968年の明治元年から150年を迎え、2018年度は各地で関連企画が行われています。 近代美術の黎明を幕末から展望してきた当館が主催する本講座では、江戸から大正、さらに現代につながる問題として、近代化の諸相を多様なジャンルの第一人者からお話しいただきます。
時間:午後1時30分~3時30分 定員:先着120名(要申込) 会場:鎌倉商工会議所会館 地下ホール(鎌倉駅西口より徒歩5分) 受講料:各回1,000円(任意の回数で申込み可能)
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