2017-5-17 水

ずし・はやまエフエム平成29年度第1回番組審議会議事録抄録

逗子・葉山エフエム(湘南ビーチFM)では、さる5月18日に平成29年度第1回番組審議会を開催しましたので、放送法の規定によりその抄録をここに公開します。

日 時:平成29年5月18日 木曜日 午前11時〜12時

場 所:湘南ビーチFM池子本社

出席者:
榊原 富代  委員
宮國 恵子  委員
横山 幹生  委員
清水 淳   委員
小林 由高  委員
及川 佳寿美 委員
永島 真也  委員
大下 利栄子 委員

木村 太郎  取締役会長
大山 茂   代取締役社長
尾前 芳樹  放送主任
土井 恵子  放送担当

【議事】
まず始めに、新年度の番組審議会発足にあたり、委員自己紹介のあと番組審議会の法的意味を説明。

(木村太郎代表取締役会長)
湘南ビーチFMについて簡単に説明。
24年前に開局、地域の意見をヒアリングして編成を決めていきました。当時はFEN(米軍放送)を聴いて青春を過ごしてきた方が多く、意見としてもあのような放送局を創ってほしいという意見が多かったです。そこでJAZZ(シーブリーズの様な曲)を中心とした編成で開局しました。開局から約24年。今年はリスナーターゲットについて世代交代を決め、4月の番組改編で編成の若返り策を実施。湘南ビーチFMはミュージックディレクターを起用し、湘南ビーチFMでオンエアされる楽曲管理をしています。この春改編は若返りと人のしゃべる番組を増やしました。昨年の改編でパーソナリティの多くを外したのですが、その結果、ラジオの本来の魅力を失った番組が増えてしまいました。今回の改編は、以前に戻すのではなく、湘南ビーチFMの基本である「モアミュージック、レストーク」に戻って、必要最小限で「人のしゃべる番組」を復活させました。春改編は大改編でしたが、大変良い改編になったと感じています。
(大山社長)湘南ビーチFM春の改編についてご意見をお願いします。
(榊原委員)
夕方に人の声が聴こえる番組が増えて、楽しく聴いています。金曜午後の新しい男性の番組もいいですね。私はおしゃべりの番組があったほうがいいと感じます。またマガジンは毎号知り合いの方に配ったりしています。表紙の評価が高いです。
(及川委員)
午前中の情報番組をよく聴きます。また日曜日の竹下由起さんの番組を愛聴しています。この番組は彼女のパーソナルな部分が聴けるので良く聴いています。
(大下委員)
8年前に引っ越してきました。まず湘南ビーチFMのマガジンを見て、そのお洒落さに驚きました。放送の方は、ながらで聴いています。番組タイトルに海に関係する言葉が出てくるので、湘南ってちがうな、いいな、を実感しています。
(小林委員)
DAILY ZUSHI HAYAMAをよく聴いています。改編の違いは感じました。情報もローカルなものが多く大変重宝しています。しかし、いつも空中波で聴いているので、聴こえるエリアにかなり制限がある事を実感しています。
3.11の時、私は逗子在住ではなかったのですが、災害時にコミュニティ放送は大変重宝するメディアなので普段から聞く習慣を付けないといけないなと感じています。逗子のお店で他局がかかっていると湘南ビーチFM推薦しています。
(大山社長)湘南ビーチFM本社を池子に移転したのも3.11がきっかけでした。局としても災害に活躍するメディアを常に意識して仕事に従事しています。
(宮國委員)4月以降変わったことを、かなり実感しています。最初は違和感がありましたが、すぐ慣れました。歌詞が入った曲が増えたかなと思いました。前回ミュージックディレクターの本房さんに直接話を伺えたので、余計に親近感を覚え、これからの湘南ビーチFMを見守っていきたいと感じています。
(横山委員)
私はまさにFENを聴いていた世代でした。改編当初は変わったなと感じましたが、でもすぐに馴染んでしまい、この地域らしい選曲だといい意味で納得させられています。
(永島委員)
自分はバンドをやっていて、音楽は好きなのですが、センスの良い曲がかかるラジオ局と感じています。選曲がすばらしいので、もう少し曲のバックボーンなど紹介してほしいと感じています。
(木村会長)
実は、音楽のバックボーンなどをしゃべれる人間はいるのですが、それをすべてに許してしまうと、またトークの多い番組に戻ってしまうので、一部の番組に限ってそのような解説を入れています。
(木村会長)
合成音声ニュースの感想をお聞かせ下さい。
(及川委員)
違和感があります。声が気になって内容が入ってこないです。
(永島委員)
私は凄いと感じています。
(大下委員)
えっ?という違和感があります。明るいニュースも暗いニュースも同じトーンで喋るので違和感を感じています。
(小林委員)
人間がいなくなってしまったのかと感じるくらい違和感がありました。最近は間違いも減り、今は受け入れられています。コスト面を考えると、これもありなのかなと感じています。人間がしゃべって変にバイアスがかかることを考えると、いいのかなと思います。
(宮國委員)
慣れてしまったので 特に違和感はありません。
(横山委員)
当初、イントネーションを気にしてしまっていたが、今は慣れましたね。
(永島委員)
これ凄いな、という感想です。
(木村会長)
合成音声ニュースにした、3つの理由があります。
ニュースパーソンを育てるのが難しい。
人件費には膨大な費用がかかる。
この局は、つねに新しいものを取り込もうという気質が有るということを、外に感じてもらう。 
以上の3つです。近い将来楽曲紹介も合成音声に替わってもいいかもしれないと思っています。ロボット化は様々な分野で進んでいるが、放送局にとっても大切な技術だと思っています。

次回テーマは毎週土曜日19:00-21:00「SHONAN JAZZ BY THE SEA (live)」
開催日時は7月20日木曜日11時とし、第1回議事を終えた。
以上