2018-3-15 木

DJ DIARY(井上奈保未)

今年も3月11日を迎えました。皆様はどんな風に過ごされましたか?朝起きて、電気をつけ、朝食を作って、食べる、そんな日常のことが当たり前にできるありがたさ。逗子でも7年前は大きな揺れを感じました。私も山に上がって避難をし、家に戻ってもしばらくはロウソクの灯りで生活していたことを思い出します。交差点の信号のあかりが消え、パン屋さんからパンが消えました。お米やさんも閉まりました。小さなお子さんを抱えたお母さんが、シャッターを下ろしたままの米店の前で、ポツンと立っていた光景を今でも覚えています。

昨年、岩手では、被災後一箇所となってしまった海水浴場が、8箇所に増え海開きしたとの報道がありました。その一方、今だ復旧していない小学校など学校教育施設は3校もあるそうです。

昨日、3月13日の「DAILY ZUSHI HAYAMA」の番組には、逗子在住、在学の3人の方々にお越しいただき、「3.11 つなぐっぺし中高生被災地支援ボランティア」で今年も行われた被災地ツアーのこと等を話していただきました。被災地の復興はまだまだ進んでいないことも多い、そのことを目の当たりにしてきた、との報告がありました。

震災数日後にはセシウムボールという放射性粒子が風に乗り、関東や中部地方の広い範囲に降り注いでいたということが、最近になって明らかにされるなど、逗子葉山でもまだまだ3・11は続いているように感じます。自分にどんなことが出来るか、そんな備えをしておかなければいけないか、改めて考えなければいけないと感じました。

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