2019-4-17 水

星野希望(ほしののぞみ)さん作詞・作曲「ひかり」

少し前になりますが・・リスナーさんからメールをいただきました。

「いつも楽しく午前中は拝聴させていただいてます。兵庫県の松井です。 実は、ぜひ、聞いていただきたい曲があります。作詞、作曲された星野さんの希望さんは、難病で3年間24時間天井を毎日見る暮らし向きです」

そしてメッセージに添えられたアドレスから YOUTUBEで拝見いたしました。癒されるメロディーと歌詞です。

さっそく星野さんと連絡をとり CDを送ってくださいました。

やりとりの中から一部ご紹介しますと・・3年程前から脳脊髄液減少症で闘病生活を送っています。 今現在は起き上がることも出来なくなって 24時間寝たきりの生活を送っています。「この苦しみから逃れたい」という気持ちから何度も死を考えました。楽になりたい。それくらい辛いのです。ある日の夜、絶望と不安の中、何故こんな病気になってしまったのかと涙し、夜を明かしました。 窓から見える微かな光が暗闇から明るい朝日に移り変わった時、「なんて美しいのだろう。」と再び涙しました。 その時に生まれた曲がこの曲、「ひかり」です。曲が出来ると、色々な人に聴いてもらいたいと思うようになりました。 作曲の楽しさには、作る楽しみ、そして人に聴いてもらう楽しみがあります。 

また、似たような疾患や障害でやりたいことや挑戦したい事を躊躇っている方の希望になることが出来れば、それほどの幸せはありません。

               

そしてリスナーの松井さんからメッセージです。

リスナーのみなさま、一人の音楽家を紹介します。彼女はとても難病中の難病でこの3年間、天井を見続ける日々です。私には想像できない、精神的環境で不安と痛みがつきまとっていたのでしょうか。でも、3月に実際に本人に勇気を持って会いにゆきました。ぜんぜん、元気で、この曲がよちよち歩きで独り歩きしてゆくのが楽しみ、みなさんから応援のお声掛けが何よりの生きがいだったようです。あなたなら、どのように聞こえますか?

きっかけを作ってくださった松井さん、ありがとうございます。

なお、ユーチューブに演奏風景が投稿されています。星野希望 ひかり で検索をしてみてください。