2017-12-5 火

葉山手をつなぐ育成会 

葉山町提供「わっしょい!葉山」

今日は葉山町手をつなぐ育成会会長の市倉熙一郎さんに会の活動についてお話をうかがいました。

                              

「手をつなぐ育成会」は全国組織で 全国の会員の声を聞き、それを中央に届ける役割と 障害のある人の人権を回復、地域で安心して暮らせる制度、システム作りを政府に政策 提言する役割を担っています。

葉山町には約200人の障害者がいます。家族は出来れば人目にさらしたくない・・などと思っている傾向があるようですが 会では障害者をもっと知ってもらうための活動を行なっています。

毎年5月に行なわれる葉山マリーナでのヨット大会。そして今年20回目の「バリアフリーヨット大会」では 多くのボランティアのみなさんの協力のもと和やかな雰囲気で開催されました。

特に 昨年7月に発生したような事件が二度と繰り返されないように 神奈川県が策定した「ともに生きる社会かながわ憲章」に基づき 今後も活動を行なってまいります。

一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします

一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します

一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します

一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます  

なお これからの課題は 障害者の親、障害者自身の高齢化と市倉会長は話してくださいました。

12月3日から9日までは「障害者週間」です。ただいま8日まで、葉山町役場1階で会の活動などを紹介するパネル展示をおこなっています。

さて 「海の安全」のコーナーでは 横須賀海上保安部管理課の加藤さんに「年末年始特別警戒」についてお話いただきました。