2021-1-12 火

「咲む」上映会 逗葉ろうあ協会会長・黒崎信幸さん

今シーズン一番の寒さ・・

全日本ろうあ連盟 創立70周年記念映画「咲む(えむ)」は昨年も全国で上映されてきましたが 逗葉地域でも  逗子文化プラザ なぎさホールで上映されます!ということで 今日のゲストは 逗葉地域上映会の実行委員長で、逗葉ろうあ協会会長・黒崎信幸さん 、手話通訳士は本多よし江さんをスタジオにお迎えしました。

                                                

2017年に創立70周年という全日本ろうあ連盟ですが  実は10年ほど前の制作映画「ゆずり葉」も各界で反響を 得ました。さらに今回の「咲む」では、聞こえない人には「夢がある」「生かされて生きてきた、生かされて生きていく」「生かされている」ということは障害があるなしに関係なくみんなに支えられていることをアピールしたいという想いから映画制作に至ったとことを黒崎さんは語ってくださいました。

                                                               

「咲む(えむ)」のストーリー~「看護師試験に合格したろうの女性の瑞月(みづき)は、就職活動で苦戦。 そんな折、ある村の診療所で雇われる話が舞い込み、意気揚々と村にやってきた瑞月。 しかし、採用を見送られることになり、落ち込む瑞月に役場からの仕事の紹介が・・・。 村に住みながら懸命に取り組む瑞月だったが、様々な壁が瑞月を阻んでいく。 相手を想っての行動が思わぬすれ違いを生み、そのわだかまりを解くこともできずに苦しんでいる大人たち。 瑞月の起こす行動は、そんな大人たちを少しずつ変えていく。 そして、村も大きく変わっていく・・・。

主人公の瑞月役を NHK「中学生日記」に出演した藤田菜々子 (ろう者)が熱演。

限界集落をろう者の視点から「現在と未来」を描きだした。「集落が元気になる」事が「生きる意欲につながる」ことをそれぞれの登場人物から共感してほしい、と 黒崎さん。

今回番組中、私の横に手話通訳士の本多さんが黒崎さんに向かってずっと通訳をされていました。私も手話ができたらな・・とふと思いました。

黒崎さんは「手話を学ぶというと難しそうですが 聞こえる人が日常表現している身振り これをつなげて文章にしたののと思っています。」と。そして番組終えたあと「ほっとした」と手話で・・

黒崎さんは 「7歳の時から聞こえないのでラジオは無縁、別世界だと思っていた、いい記念になった」と笑顔を見せてくださいました。私も手話通訳士の方を交えての番組進行は初めて!貴重な体験をさせていただきました。手話サークルさくらの会の田中さんにもいろいろご配慮いただきありがとうございました。

さて上映会は2月7日に逗子文化プラザなぎさホールで開催予定が 延期となりました。日程が決まりましたら また番組内でもお知らせいたします。

全国で上映中 HPはコチラ

お問合せは(公社)神奈川県聴覚障害者協会 三浦ブロック「咲む」逗葉地域上映実行委員会 TEL:090-7894-0388(担当:田中さん) FAX:046-878-8548(担当:黒崎さん)

(一時的にマスクを外して撮影させていただきました)