2021-2-9 火

「バレエ映画の世界」鎌倉市川喜多映画記念館の馬場祐輔さん

今朝も冷え込みました。この冬、ずっとスタジオ内の窓を開け放していますが、入り口のドアを閉めるとなぜか、ほかほか暖かい・・

鎌倉市川喜多映画記念館ではただいま企画展「バレエ映画の世界 日本バレエ発祥の地・鎌倉」 開催中です。  鎌倉市川喜多映画記念館の馬場祐輔さんにお越しいただきました。

                  

                 (一時的にマスクを外して撮影させていただきました)

1948 年に製作されたイギリス映画『赤い靴』の大ヒットによって、世界中の少女たちがバレエ教室に殺到しました。日本でも『赤い靴』(1950 年公開)はバレエブームの火つけ役となりましたが、そもそも日本におけるバレエ文化の始まりは、1919 年に来日したロシア出身のバレリーナ、エリアナ・パヴロバが鎌倉にバレエスクールを開校したことに端を発します。その後、妹のナデジダや門下生たちへと受け継がれ、発祥地・鎌倉から全国へと広がっていきました。本展ではエリアナの没後80 周年を記念して、日本におけるバレエ隆盛の礎を築いたパヴロバ姉妹の足跡を辿ります。

              

            ↑パンフレット表紙は、ささめやゆきさんの作品。

また別のコーナーでは、『赤い靴』『愛と喝采の日々』などのバレエを主題とする名作映画や、モイラ・シアラー、シド・チャリシー、レスリー・キャロンなどバレリーナ出身の映画女優が出演する作品を取り上げ、その魅力をご紹介します。

2月上映は イサドラの子どもたち、 モスクワわが愛、 フェリシーと夢のトウシューズ、 ポリーナ、私を踊る

また昨年番組でご紹介いただきながら 延期となりました「昭和を彩る女優たち_松竹大船撮影所物語(振替上映)」は 3月2日~12日まで。幸福の黄色いハンカチ、男はつらいよ、砂の器

3月13日14日の次世代シネマセレクションでは 「僕はイエス様が嫌い」上映

※感染予防対策のため 換気などにも細心の注意を払い、現在映画上映に関しましては 席の間隔をあけ、席数50%の25席となっており、チケットが 早めに完売のこともありますのでご了承ください。  

上映スケジュールなど詳しくは 鎌倉市川喜多映画記念館HP