認知症予防コンソーシアムの徳田忠弘さん

3月にしては暖かい日が続いています。

「自分に合った認知症予防法を発見しよう！認知症予防講座」参加者大募集！ということで認知症予防コンソーシアム代表団体㈱MCBIの顧問・徳田忠弘さんをゲストにお迎えしました。認知症予防コンソーシアムは　認知症予防事業者や協力医療機関など約20社が集まり、結成されています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

MCIという言葉を私は知らなかったのですが・・

 認知症患者数は現在約700万人、毎年20万人ほど増えています。また認知症前段階のMCI（軽度認知障害）の方もほぼ同数いると推計されています。認知症は根治薬のない疾患であるため、なってしまうと元の健常状態には戻ることが困難です。だからMCIより先の認知症に進ませないことが何より重要です。

ただ幸いなことにMCIになってしまっても　自分にあった予防法で健常状態に戻れることがわかっています。逆にMCIで何もしなければ5年で半数程度が認知症に進むこともわかっています。　

全体をまとめるコンソーシアム代表の株式会社MCBIは筑波大学発ベンチャーで、効果測定するMCIスクリーニング検査の開発者です。

予防事業実施企業（シニア向け運動・音楽回想・朗読発声・認知機能持続脳トレ等）、血液検査の医療機関や検査センター、そのデータを解析してくれる慈恵医大、自治体への普及や参加者募集を担当するメディア、資金提供や様々な運営支援者に加え、神奈川県の協力、神奈川県医師会の承認を得て、ついに逗子市後援のもとでトライアルを実施することになりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

運動コース→頭と身体のバランスをとる運動　5月10日（月）～　11時～12時半

音楽コース→パーソナルソングメソッド　5月13日（木）～　10時～11時と12時～13時

朗読コース→大きな声でみんなで読んでみよう　　5月13日（木）～　14時～15時と16時～17時

参加者の方には、それぞれ興味のあるコース（全6回）を選んでいただき　それを体験する前後でMCI（認知症の前段階）のリスクを判定する血液検査を受けてもらい、数値を検証することで　予防事業の効果を測定します。あわせて、参加者個人にも改めて認知症のリスクを認識してもらい、生活習慣の改善や意識変化で健康寿命延伸につなげる狙いです。 

説明会あり、各コース20名　　場所は　キングカルティオ　　参加無料　　対象は　65歳以上の方

 周りの家族の皆さんも無関係ではありません。長引くコロナで外出や人との接触が制限され、高齢者には知らず知らずのうちに認知症のリスクが高まります。自分に合ったコースを選んで早めに認知症を予防しませんか？

お問い合わせは、株式会社MCBI （０３－５７７２－１４８６）まで。　申し込み締め切りは4月9日。広報逗子4月号にも掲載されています。掲示板にもチラシが張ってあります。逗子市民が優先ですが　現在市外の方もお申し込みいただいています。

最後に「少しは物忘れが増えてきたがまだまだ体も動く、判断や記憶も若いころほどではないがほぼ正常、認知症なんか関係ない、と思っているアクティブシニアの皆さん！健康な今こそ自分に合った認知症予防事業を見つけ、この先に残る長～い時間を健康で楽しむためにも、この人生充実化プロジェクトに是非ご参加ください。」