2021-6-9 水

神奈川県立近代美術館葉山館「空間の中のフォルム」学芸員の籾山さん

昨日よりも最高気温が高くて蒸し暑いです・・

 神奈川県立近代美術館葉山では ただいま「空間の中のフォルム―アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで」開催中!ということで 担当学芸員の籾山昌夫さんにお越しいただきました。

                

現代の彫刻家は、空間の中の多様なフォルムを追求してきました。神奈川県立近代美術館は、1951年の開館以来、こうした同時代の彫刻・立体作品を積極的に収集、展示、保存してきました。その70年の歩みを記念する企画展「空間の中のフォルム―アルベルト・ジャコメッティから桑山忠明まで」には、9つのテーマによる特集コーナーを交えて当館を代表する収蔵品80点以上を出品します。

アルベルト・ジャコメッティ《裸婦小立像》(1946年頃)や、桑山忠明のインスタレーション《無題》(2004年)、32年ぶりに展示する最上壽之の大型木彫《トントンビョウシ ノ アシビョウシ》(1989年)、村岡三郎《タラップ(いろはにほ・・)》(1976年)のほは、マルタ・パン《モニュメント―桜》(1995年)や宮崎進《無題》(1990年頃)、小杉武久《Interspersion for Light and Sound 光と音の点在》(2000年/再制作2020年)など、新規に収蔵された名品も公開します。

               

                 

私も先日みてきました。7,8㎝の作品から3mを越えるものまで・・見ごたえありました。彫刻の作品の周囲を歩いてみることで その広がる空間を体験できます。

 なおHPから必ず事前予約をお願いします。会期は9月5日まで。

関連イベントとして、葉山館の野外彫刻をめぐる館長トークが開催されます。 ※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、こちらも人数限定の事前申し込み制で実施します。 話し手は水沢勉さん(当館館長)

6月19日(土曜) 午前11時~12時 定員:先着12名(要申込) 場所:神奈川県立近代美術館 葉山 庭園・散策路 ※参加無料 ※屋外で行うイベントです。荒天の場合はイベントを中止します。

               

県立近代美術館葉山の庭園内、屋外彫刻の一つ、保田春彦 《地平の墓舎》、ずっと奥に見える作品は 富樫一《ハーモニーⅡ》 

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