2021-7-1 木

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは、江刺家愛です。
海上に浮かぶ大量のごみ、プラスチックごみが深刻な問題になっている今、
解決に期待が寄せられているのが、国際NGO「The Seacleners」が製造する船「The Manta」
名前は、魚のマンタから。マンタは海水と一緒に餌となるプランクトンを吸い込み、エラでろ過し海水を排出。
それに倣い「The Manta」は、海のプラスチック廃棄物を吸い込み、船内に取り込まれ、船の処理プラントに送られ、
その後、廃棄物の種類ごとに手作業で分別。
金属、アルミニウム、ガラスなどは、陸へ持ち帰りリサイクル。
有機物は海へ戻します。
プラスチック廃棄物はペレットに加工の後、合成ガスに変換。
合成ガスはタービンを通過して電気を生成し、園内すべての機器に電力を供給する仕組み。
船の大きさは、長さ56.6メートル、幅26メートル、高さ62メートル。
2024年完成を目指していて、浮遊プラスチック廃棄物が集中する世界の河口や海を訪れる予定。
海上ごみを拾う動きは、湘南地域でも広がっています。
最近、SUPやウインドサーフィンをしながらゴミを拾う人が増えていると、
長者ヶ埼のラ・セーラ葉山の秋山さんも仰っていました。
ただ、陸に戻ってからそのまま置いて行ってしまう人もいるので、
面倒でもごみ箱のあるところまで持っていってほしいと・・・。
また、材木座海岸のセブンシーズ  代表 新嶋さんは、潮がぶつかるところ、潮目にごみが
ライン状にたまるので、これをウインドサーフィンやSUPをしながら拾われているとのこと。
こんなふうに海の上のごみを拾いやすいようにと、SUPのオールに取り付けられる
フック状のものが、これから各ショップに配られる予定だそうです。
このフックで、ひょいっと海に浮かぶごみを拾えます。
海上クリーン活動のイベントでは
①7/14~18 津久井浜海岸でのウインドサーフィン大会
 「All Japan Windsurfing Wing Foil Festival Week」
 期間中にオーシャン・クリーン・プロジェクト」として、ウインドサーファーや
 スタンドアップパドルボーダーが回収。
②7/22 ウインドサーフィン協会による海上のごみ拾いが湘南地域で開催。