2021-7-14 水

NPO法人逗子サーフライフセービングライフ副理事長・秋山勇さん

あさって16日は 逗子海岸の海開き!学生時代から逗子海岸でライフセービング活動をしている NPO法人 逗子サーフライフセービングライフ 副理事長 秋山勇さんにお電話インタビュー。

                     

秋山さんは 東京五輪聖火ランナーもつとめられ、6月30日に赤煉瓦倉庫で開催された聖火セレモニーに参加しました。その時のお気持ちは・・参加されるランナーの方々が非常に前向きで、スタッフの方も厳しい中で整えてくださったことに、非常に感謝するとともに、 聖火をつなぎたいという気持ちを持ち続け、実現してよかったと感じております。その際出会った方との繋がりも大切にしていきたいと考えております、とお話くださいました。

秋山さんは 横浜出身で、ライフセービングを始めたのは2013年なので、9年目になります。 もともと海が好きで、逗子開成時代に部活動で海岸を走ることもあり、逗子の海で育ってきた感があり、夏海で働きたいと考えたのがきっかけです。 海の家で働こうと考えておりましたが、両親の勧めもあり、ライフセービングを始めることになったそうです。

逗子サーフライフセービングクラブのメンバーは学生を中心に社会人も含めて96名。活動のメインは、もちろん海水浴場開設期間の監視業務となりますが、 それ以外にも、オープンウォーターやトライアスロンなどの大会イベントサポート、 ライフセーバーと遊ぼう・わっしょい逗子海岸などのイベントサポート、 その他にも学校の授業サポートなどを行なっております。 また、その為にも一年を通じて、海やプールでの練習会やオンラインを通じたトレーニング・勉強会、ビーチクリーンも行なっております。

最近の逗子海岸ですが、秋山さんがライフセービングを始めた頃と比較すると、ファミリー層が増え、楽しんでいる印象があります。 これは市や関係各所の取り組みがあって現在があると思いますが、小さい子供がライフジャケットを着て、 ご家族と遊ばれている姿は、逗子の一つの風景になっているのではないかと思っております。 また、以前よりマリンスポーツは盛んですが、遊泳客とマリンスポーツの方が揉めていることなどもなく、 ルールを守って、皆が楽しんでいる海岸になったと感じております。

さて逗子海岸海水浴場、今年は「安全・感染防止・マナー対策を徹底するために」開設しますが 特に気を付けて欲しい点をうかがいました。~ 昨年度は海水浴場が開設されませんでしたが、観光でこられている方も多くいたのが実体であったと思います。 コロナ禍という中での海水浴場開設にあたり、今までより、より来場者の方のルールの認知・徹底が必要であると考えております。 逗子市からのメッセージはHPに記載があるので、ご確認いただきたいのですが、 ライフセーバーとして訴えたいこととしては、体調管理の徹底、無理はしないということをお願いしたいです。 コロナ禍の運動不足により体力が以前より低下していたり、暑い中のマスク着用など、熱中症の発生が容易に想定されるので、 準備運動、十分な休憩、水分補給は、徹底していただければと思います。

最後にリスナーさんへ「これまでも逗子では無事故を継続しております。今年もこの歴史はつないでいきたいと思います。 今夏はこれまでとは違う海水浴シーズンになると思いますので、 まずはご自身のご健康、体調管理を徹底いただき、逗子海岸でのお時間を良い時間にしていただければと思います。 我々も、皆様がより良い時を過ごせるようにサポートしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします」