2021-8-25 水

Pachamama LOVE THE BEACH

こんにちは、江刺家愛です。
地球環境について考えたとき、SDG’sという言葉を
よく目にする、耳にすることが増えました。

そのSDG’s について、子供たちが考え参加するイベントがあります。
これは、未来を生きる次世代に、心豊かな未来をつなぐために、
SDGsをツールに、語り、考え、アクションを起こすイベントです。
SDGsを推進する人と人をつなぎSDGsの輪を広げるフェスで
第1回目が、今年1月に、2回目は6月に開催されました。
このイベントの中の一つとして、子どもたちからSDG’s に関連した作品、
絵画や研究レポートなどを募集する作品コンクールがあります。
第1回目に受賞された作品がHPに掲載されていまして、
リビエラ賞には、中学2年生の座間耀永さんによる50枚以上にも及ぶレポートが受賞、
その内容は「観天望気について」調べたものです。
「観天望気とは、空の状況を観察して天気を予測する事。
雲の形、動き、太陽や月の見え方などから、経験的に予測する事」とあります。
要は、自然の移り変わりから、これからの空模様や天気を知る事が出来る、
また、技術を使って調べることなど無かった昔から伝えられてきた知恵、ですよね。
これらを座間さんは体験、実践されて、また専門家の方にもお話を伺って、纏められています。
実証には、「動物編」「人間編」「海外編」「西から天気が変わる編」があり、
それぞれ観天望気との結びつきについて、記録されています。
動物編では燕やトンビの動き、人間編では神経痛や傷口のかゆみ、
雲編では形や変化、世界編ではハワイをメインに、
写真と共に細かく調べあげられています。
中学2年生の座間さんが、観天望気にとても興味があること、
またヨットにのられているので、自然の動きに敏感であることが伝わり、
なにより大変わかりやすいです。
フェスを主催された方にお聞きしましたところ、もうSDG’sは大人だけの活動ではない、

子供にも浸透し、なおかつ真剣に考え、取り組んでいる子が少なくない。と仰っていました。

それが、この作品を見て、納得致しました。

 

今はまず、情報を見るですとか最新の技術を使うというのが当たり前ですけれど、
でも 本来の動物としての感覚、肌に伝わるもの、においとか、音とか、
自然が放つ小さな変化を、感じ取る力というのが、いかに大切で信頼できるか。
それを、調べて、体験して、教えてくれています。

いつも自然の動きに敏感であると、雲や風や空が、もっともっと身近な存在になり、
生活の中で重要な天気を伝えてくれる先生の様な存在となって、
更に自然への畏怖の気持ちも芽生え、それが結果、環境を考えること、
地球や自然を守る気持ちつながっていくのでは?と思いました。
この、リビエラSDG’sフェス作品コンクールは、次回3回目も募集されます。(10月予定)
詳しいイベント内容は、リビエラ逗子マリーナのHPに掲載されています。