2021-10-19 火

東京2020大会で 葉山マリーナ事業部課長補佐・鏑木幸一さん

秋を通り越して冬のよう。冷たい雨の火曜日です。

葉山町提供「わっしょい!葉山」今週のゲストは 葉山マリーナ事業部課長補佐 鏑木幸一さん 。葉山町は東京2020大会に向け 英国セーリングチームのホストタウンとして交流や支援などの活動を行ってきました。そして葉山マリーナも重要な役割を担ってきました。

葉山マリーナが出来たのは1964年、前回の東京オリンピックとも深い関りがあります。オリンピックの開催に合わせて日本ヨット発祥の地である葉山に日本初のヨットハーバー付きのリゾートホテルを作ろうということで建設され 大会期間中は各国の選手や御家族の宿泊施設として利用されました。

               

英国セーリングチームと葉山マリーナの関りとして、まず 2019年5月から英国チームのヨット用品を入れるコンテナをハーバーヤードで預かったこと、 その年にはサマーフェスタを開催して応援。

英国王室ヨット協会と葉山マリーナのコラボTシャツを2019年のプレ大会で制作、

所有する10人乗りのプレジャーボートを使ってプレ大会の時には選手の方々をマリーナから大会会場の江の島まで海上輸送、送迎しました。本大会ではコロナ感染を避けるため大型のゴムボートをお貸しして使っていただきました。

現在葉山マリーナ2階では 東京オリンピック・セーリング競技RSX級に出場し、銅メダルを獲得したエマ・ウィルソン選手の練習艇が、展示されています。ボードに帆を立てた状態で、英国旗も飾られています。ぜひご覧ください。10月31日まで。11月以降は 町役場でも展示されます。

英国チームは今大会、セーリング競技で最多となる5つのメダルを獲得。女子RSX級での銅メダルに加え、女子470級、男子フィン級、49er級で金メダル、混合フォイリングナクラ級で銀メダルをとりました。メダル数1位は過去6大会で5度目となり、まさに世界最強です。

「選手たちがここは第2の母国と言ってくれたのは大変うれしいこと。コロナが収まったらまた遊びに来てほしいですね」と鏑木さん。