2021-12-23 木

オザワ・アート・プランニング代表の小澤貴広さん

穏やかに晴れていますが スタジオ窓を開けているとかなり冷たい風が・・

 1月15日(土)14時~逗子文化プラザなぎさホールにて シャンティ ソロデビュー10周年記念コンサート開催! ということで 今日は コンサート・プロデューサーでいらっしゃいます オザワ・アート・プランニング代表の小澤貴広さんを ゲストにお迎えしました。  

                

シャンティさんは これまでもさまざまなミュージシャンとのコラボレーションを行っていますが 今回 弦楽四重奏との共演ということでとても興味があり、私は早くチケット入手しましたよ!

以下 本日のインタビュー内容から抜粋して記します。

オザワ・アート・プランニングの設立は 2015年だそうですが それ以前からも 小澤さんはアーティストのマネジメントや公演の制作・運営も多数おこなってきました。これまでの活動についてうかがいました。→私は26歳から音楽マネージメントの世界に入りました。当時の会社では電話の応対から先輩に教わりながら、 その後、オーケストラやピアニスト、弦楽四重奏団など主にクラシック音楽を基本とした海外アーティストの招聘や 日本ツアーの制作・営業などの業務を行なってまいりました。 アーティストの主な名前としては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やフィルハーモニア管弦楽団、 ピアニストのパスカル・ロジェやレイフ・オヴェ・アンスネス、ロサンゼルス・ギター・カルテット等々です。 このほか、当時の会社に所属していた日本人アーティストのマネージメントなども行なっておりました。 また以前よりジャズにも興味があったので、当時の会社で行なっていたジャズ・ミュージシャンの公演制作も手伝ったりしておりました。

アーティスト(コンサート)をプロデュースする際に大切にしていることは何ですか?→コンサート・プロデュースの基本は、出演するアーティストの奏でる音楽をどれだけ聴いて理解できるか、ということに限ると思います。 その聴く量と聴き方の深さにより、どのようなコンサートを、誰と、どのように作るべきか、考えることができるようになると思います。

                

シャンティさんとは 以前からのお付き合いだそうですがこれまでは どのような企画でしたか? →シャンティさんとは、私がレコード会社である日本コロムビア株式会社でコンサート制作の仕事をする中で知り合い、 通常のジャズクラブなどでのステージや、公共のホール公演、さらには豪華客船「飛鳥Ⅱ」のアジア・クルーズでのステージまで 行ってまいりました。

今回 弦楽四重奏との共演となったのは どのようなことから? →シャンティがこの数年、音楽家としてぜひ取り組みたかった楽器編成がこの弦楽四重奏との共演でした。 元々、ジャズのコンボ編成でのライブ活動が多かった中で、次第に生の楽器、特に弦楽器(ストリングス)の響きが 心地好くなってきたのだと思います。 また彼女が尊敬している歌手で音楽家の、ジョニ・ミッチェルやシルヴィア・ペレス・クルスのように 弦楽四重奏やオーケストラのストリングスをバックに歌唱する、その音楽にも影響を受けたのだと思います。 初めに弦楽器との共演の話を相談された際、私も当時知り合ったばかりの弦楽器奏者で作曲や編曲もこなす「清水西谷」という ヴァイオリンとチェロのデュオ・グループに話をしたところ、興味を持ってくれたので、最初はこの3人でのコンサートを作りました。 息も合ってきたところで、いよいよ弦楽四重奏でやってみようということになったのですが、残念なことにコロナで できなくなってしまいました。 今回の逗子公演は、そのリベンジにあたるコンサートになります。

今回の弦楽四重奏のメンバーは?→先に述べた「清水西谷」のチェリスト、西谷牧人さんを中心に集まっていただいたスゴイ方々です。 皆さん東京芸術大学など音楽の専門大学に学び、その後、オーケストラのメンバーや首席奏者になられたり、ご自身のアンサンブルで 活動されていたり、多くの場数を踏んでいる、一流メンバーたちです。

当日のプログラム は?→今まさにアレンジやセットリストの作成にうんうんうなっているところだと思います。 フライヤーにも記載しましたが、ジャズのスタンダードからポップス、そしてオリジナルまで 「ジャンル・レス」の選曲で、ゆっくり、しっとりと美しい響きを聴いていただきたいと思います。 ・聴きどころは? やはり、なぎさホールの響きの良さを生かしながらシャンティの声と弦楽四重奏がどのようなサウンドを生み出せるか、 だと思います。また「弦楽四重奏」というと何か堅苦しいイメージがありますが、そうではない、シルクのような響きを 想像していただけたらと思います。そこにシャンティのオーガニック・ヴォイスが乗るとどうなるか、 そういった聴き方も楽しみの一つかと思います。

子育て真っ最中のシャンティさん。未就学児は入場できないのですが・・ママたちにもぜひ聴いて欲しいとシャンティさんはおっしゃっているそうですよ。

チケット入手については 逗子文化プラザホールHPから

または 046-870-6622へ

最後に「ともかく生まれ故郷での初めてのコンサートを開催するシャンティの生の音楽をぜひ聴いていただきたいです! コロナ禍で何気に疲れている身体と心、特に「耳」をこの音楽で潤してほしいと思います。」

番組内では シャンティの曲「Lullabye(Goodnight My Angel)」おかけしました。リスナーさんから「シャンティさん、変わらない癒しのボイス」とツイート