2022-1-26 水

「崩壊と覚醒の70sアメリカ映画」鎌倉市川喜多映画記念館の馬場祐輔さん

今朝はどんより曇り空でしたが だんだんと青空見えてきました・・

3月13日まで開催中の企画展「崩壊と覚醒の70sアメリカ映画」について 鎌倉市川喜多映画記念館の馬場祐輔さん をゲストにお迎えしました。

                

先日番組でも紹介しました、ずし楽習塾推進の会主催の「映画と音楽の素敵な出会い」で馬場さんは講師を務められましたが 大盛況だったそうです。

企画展「崩壊と覚醒の70sアメリカ映画」は・・

1960 年代後半から70 年代にわたって、アメリカ映画は大きな転換期を迎えていました。この時代、ベトナム反戦と公民権運動、ウ ーマン・リブなどの社会変革を経て、個人の意識を根底から揺さぶる革新的な映画が次々と生まれます。『俺たちに明日はない』(1967年)や『イージー・ライダー』(1969 年)などの作品群は〈アメリカン・ニューシネマ〉と呼ばれました。従来のハリウッド映画の製作システムが破綻をきたし、プロダクション・コード(ハリウッドの自主規制)が終焉を迎えた頃、スタジオの外部からやってきた才能ある若い作り手たちが頭角を現し始めました。ようやく自分たちの身近な問題を扱った作品が登場したと感じた若者を中心にニューシネマは大きな反響を呼び、その中で開花したユニークな顔ぶれの俳優や監督たちが、 70 年代〈ニューハリウッド〉の基盤を形成し、今日まで大きな影響を与えています。

会場では 70 年代のアメリカ映画ポスターを127点展示しています。 特に『JAWS/ジョーズ 』や『タクシードライバー』の特大版 US ポスターは見ごたえたっぷりです。また、『スター・ウォーズ』1周年を記念して作られたスタッフやキャストのサイン入りポスターは必見です。世界各国から集めた 5 種類の『地獄の黙示録』のポスターデザインの違いもお楽しみいただけますよ。他にも見どころ満載のポスター展です!

                 

トークイベント 「アメリカ映画 陰謀と告発の 70年代エンターテインメント 」は2.19(土)14:00~ ゲスト:渡部 幻さん(映画批評・編集者)× 小野里 徹さん(ポスターコレクター) ── 70 年代アメリカ映画に見られるこうした特徴を紐解き、この時代の映画の魅力をお話しいただきます。チケットあり。

これからの上映作品はタクシードライバー、ディア・ハンター、狼たちの午後、大統領の陰謀、追憶、クレイマー、クレイマ、ー恐怖の報酬、オール・ザット・ジャズ、リオの男、恐怖に襲われた街

上映スケジュールは HPを!   

番組内では 「追憶」「タクシードライバー」の映画音楽をお届けしました。

「ぜひとも今、この機会に映画を通して70年代を振り返ってみてほしい」と馬場さん

倉市川喜多映画記念館HPコチラ

ハロー逗子では 逗子文化プラザホール情報。文化プラザの平田理紗さんに好評チケット発売中の公演をご紹介いただきました。

逗子文化プラザホールHPコチラ