2022-2-2 水

マラウイとフィリピンでシニア海外ボランティア・政金驍さん

奇数月の第1水曜日は「シニアの挑戦!」 NPOシニアボランティア経験を活かす会の協力でお送りしています。

                

今月のゲストは政金驍さん。

 政金さんは JICAシニア海外ボランティアとして2010年4月から2年間マラウイ共和国へ また2014年からは 技能ボランティア海外派遣協会でフィリピン共和国に赴任しました。

応募の動機は、 サラリーマン生活の集大成としてボランティアをやろうと思ったこと。

まずマラウイ共和国 では 職種:自動車整備   派遣先はブランタイヤ市役所のワークショップで整備士の皆さんに技術指導(座学と実習)をしました。印象的な事は座学を始める時間になっても誰も集まらない事、皆が集まったのは30分後でした。これにはびっくり。

そして技能ボランティア海外派遣協会 で派遣されたのは、フィリピン共和国 、職種   :自動車整備  派遣先は北サンフェルナンドTESDA(自動車整備養成)で座学と実習を担当しました。印象を受けたことはバギオにある(北ルソン比日友好協会)を知った事です。ここで働いたシスター海野は戦後の日系人の戸籍回復に生涯を捧げました。その言葉に「私には何が出来るかと探して行う事」が生き甲斐のある人生と言われました。

そして今日は ハーモニカをお持ちくださいました。「マラウイ国歌」を演奏していただき、さっそくリスナーさんからも反応!

                 

国際理解教育の出前授業の中で、マラウイの小学校では朝礼の時に必ず国歌を歌うと紹介しています。ハーモニカはマラウイ、フィリピンの何れも持参。特にマラウイでは夜6時から8時近くまで毎日計画停電がありました。 真っ暗な居間にキャンドルを灯し、一人故郷の歌を吹きました。何度涙を流したことでしょう・・忘れる事の出来ない思い出とお話くださいました。

海外ボランティアをやってよかったことは、 海外から日本という国を見ることが出来た事。日本の良い所がよく分かったと。

政金さんは 2017-2018年度の2年間  シニアボランティア経験を活かす会の理事長を務められましたが、現在は監事としてSV会全体の活動に参加されています。出前授業にマラウイ留学生とペアで参加、マラウイを紹介しているそうですよ。

                

NPOシニアボランティア経験を活かす会HPコチラ