2022-2-8 火

「あずまの森」東紘さん。

「あずまの森」をご存じですか?

今日のゲストは あずまの森オーナー兼管理人、作業人の東紘さん。今年、80歳とのこと。

                

あずまの森は 逗子市沼間3丁目、山を削って作ったアーデンヒルという住宅地とつながっています。 広さは約2500坪、杉林の中にぽつんとある雑木林です。周りは立派に育った大木の杉が そびえています。

雑木林だからこそ東さんには価値があったと・・雑木林というフイールドはいろんな植物や動物がいて人間をいやしてくれるという思いがあったので、即断的に購入。また、誰にも邪魔されない自分の空間でのびのびと・・男の隠れや的であろうと・・そんなことで地域住民からは遠い存在、親しい友達だけの広場として活動してきました。

それが今から約20年前、60歳の定年時です。定年時にもう一度第2の人生を作ろうと決心しました。 第2の人生のターゲットはウソのない、手をかけたらしっかりと応えてくれる自然物がいいと思ったのです。

始めたころは 仲間内だけのクローズド的世界でした。 クローズしていても住民や二子山ハイキング道路を歩く人々から完全に見えなくすることは不可能なことでしたし、森は公共財的側面もあるから みんなで守ったり楽しんだりするところにしようと。。。オープン化の方向に転換するかなと思案していました。

          

 最近の活動の様子もお話くださいました。 3丁目の地域住民の参加やfacebookを使うことでの効果があって多くの方々と知り合いになったり、 最近はピザ窯、畑、たき火ゾーンを新たに作りました。 沼間中学の科学クラブやかぐのみ幼稚園の園児さんがやってきました。 不登校児の寄り場、料理作り、トーテンポールつくり、倒木の処理作業を一緒に行いました。 参加者の年代は二極化しています。 幼稚園児とそのお母さん、そしてシニアのおじいさん、おばあさん 最近はAIを使って家庭で働く人が増えてたと聞きます。そのような環境の方は森でデスクワークもできると思うのでトライしてみませんか。

これまでの活動の中で土鍋で飯を炊きたいな。。ピアノがあったら楽しいな。。と発信したら、差し上げますといってくれる方があります。そんな時、森を中心にした輪のおかげであると本当に感謝します、と東さん。

活動日は 第1金曜日、第2、4日曜日を予定。

特に今お願いしているは 自然観察のメンバー募集です。 (自然の植物をゆっくり観察する喜びを共有しましょう) その観察結果は日本自然保護協会のモニタリングサイト1000里地調査(略してモニ1000)に登録されています。 発足以来18年目を迎えて会員の高齢化が進んでいますので、新メンバーの加入を大歓迎します。(植物の名前を知らなくても大丈夫、みんなで教えあい、図鑑や携帯で調べるのが楽しみです。)

この時期ですと、ロウバイ、ふきのとう、ヤマアカガエルなど・・

今後の活動内容は? 子供たちのフィールド 癒やしの森 自然観察、生物学習 (エコ環境への理解を深めるために)

最初は体験的に参加してください。 良ければメンバーになって仲間との交流、森の手入れ作業、森でのインベントを共有してください

最後にリスナーさんへ「都市的生活と里山的生活、この2つをライフスタイルに取り込む  そんな方を応援したい 地元住民と仲良くなり、森の空間でできるチョットした非日常性を みんなで作り楽しみたいです」

参加については 東紘さんのfacebookから

詳細の活動についてHPコチラ