2022-3-24 木

逗子葉山親子自然教室つちのこの会・小林春奈さんと窪田りささん

今週のモアナサポーター・岸田直子さんからのご紹介、ゲストは 地域の自然を通して様々な活動をされている「逗子葉山親子自然教室つちのこの会」小林春奈さん、窪田りささんです。

                 

つちのこの会は、親子で三浦半島の森や海、川、里山の自然を五感で感じ、学び、遊ぶ会です。色々な生き物に出会える故郷の自然を愛し、次の世代へとつなげる大切さを共に学んでいます。 1992年に発足。今年で30年になります!!当時はテレビゲーム「ファミコン」が子供の遊びとして流行っていた時代。もっと元 気に野山を走り回わる子どもに育って欲しいと願う久木小学校のママ友たちの願いが 有り、「子どもと自然との関わり」というテーマに柴田敏隆先生(日本自然保護協会理 事.2014ご逝去)を招いて講演会を開いたのがきっかけでした。

主な活動内容は、三浦半島を中心に春夏秋冬の自然観察会です。 命の繋がりを考えるオプションプログラム「森の学校」(釣りプログラム・鶏の命を 戴く)、久木川上流域でホタルの保全活動などです。 また、三浦半島本来の里山、水田生態系を取り戻し、多様な生きものが生息できる環境にするため、横須賀市長沢で田んぼの復元プロジェクトとして、2012年よりNPO法人三浦半島生物多様性保全のご指導のもと復田共同作業を行なっています。 田んぼのいきものを大切にしながら、稲を育て、収穫祭で食し、一年の四季を通して、里山の営みを親子で体験する中で、里山と人々との関わり、自然(いきもの)との触れ合い、自然の恵み=いのちを頂くことの大切さも味わい感じて学んでいます。

この春の予定は・・田んぼの作業は4月に種まき、5月に田植えです。 ちょうど今日24日午後にこの裏の久木川に里子で預かっていたホタルの幼虫を放流します。

そして素敵な講師の方も・・NPO法人三浦半島生物多様性保全の天白牧夫先生、日本野鳥の 会神奈川支部長の鈴木茂也先生、池子の森で探鳥会として鳥を含めた自然観察講師 をされている田中和徳先生に主にお世話になっています。又つちのこの会出身でその後ご活躍されている親御さんもいらっしゃいます。 ビーチFMすぐそばの理科ハウスの館長さんや葉山で野外保育活動をされている方など も!

そんな逗子葉山親子自然教室つちのこの会、の情報は「つちのこの会」ブログで情報を公開しています。

お問合せはメール、tutinoko1992@gmail.com     

そんなお二人にとっての好きな湘南は?

小林さん・・逗子葉山の境目にあります森戸川林道。子供の頃に遊びに来ていたこともあり、生き物が豊かだと感じられる故郷のような場所。鳥の鳴き声と川のせせらぎ、木漏れ日の下でお弁当を食べるとき幸せを感じます。この自然を未来の子供たちにも残していけたらと思います。

窪田さん・・横須賀・走水海岸に佇む漁師小屋をリノベーションしたカフェ、かねよ食堂です。つちのこの会で自然観察をおこなっていると どこも好きな場所ですね。