2022-3-25 金

Daily Zushi-Hayama Friday 3月25日OA

◆LOVE THE BEACHプロダイバーで環境活動家の武本匡弘さん。

海岸ウォーキング:葉山は桜貝も拾えるかもしれません。

開催予定

★News !!  瀬戸内海クルーズプロジェクト!

今年は太平洋プロジェクト→瀬戸内海クルーズプロジェクトとなります。

途中参加も可能です。スナメリに会えるかもしれません。

相模湾~遠州灘~瀬戸内海25日間クルーズ
https://ecostorepapalagi.com/22年春の航海プロジェクト!/

詳細はエコストアパパラギのホームページをご覧ください。

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

前回は、そろそろ春の星座を・・・なんて話しをしましたが、今日は、冬の星座のシメ??と言う星座を。実は、明日、美星町で「宙とワインの会」という、北鎌倉のたからの庭で12年間続いている、星座とワインの会を、美星町のペンションのお泊まり付で、開催するのです。今回はモニターツアーということで、今後は、全国の方に美星町に泊まりにいらしていただきたいと思っています。
その会のテーマは、「いっかくじゅうを探す夜」です。
いっかくじゅう座という星座は、4等星が一番明るいというなかなか見つけることが難しい星座です。ただ、冬の大三角の中にあるので、場所としてはとても見つけやすいのです。月の美星町の夜なら、探すことができるのでは?ということで、このテーマにしました。大雨予報ですが()見つけられたら、皆さんにご報告しますね!
いかっくじゅうは、ユニコーンと言いますが、これは、ラテン語の「ひとつ」(ユニ)と「角」(コーン)を合成した形容詞。ギリシャ語ではモノケロースと言います。文献で最初に出てくるのは、紀元前400年頃の古代ギリシャの学者がインドの獣として紹介しています。胴体は白く頭は褐色で、紺色の目をしていると。角は解毒作用があるとも書かれていて、現在でも語られているユニコーンの特徴とほとんど変わりません。アリストテレスは、「インドロバ」と解説したり。馬よりロバなんですね。獣、というイメージは私たちにはないように思いますが、ユニコーンは獰猛な生き物とされていました。角を岩で研いで鋭くとがらせて、戦闘に備えている、とか、角は、長く鋭く尖っていて強靱、どんなもの
も突き通し、象と戦っている様子も描かれています。なかなか捕まえることができない獣ですが、もしも捕まると、暴れまくり、最後は自殺をして生け捕りにはできないとか・・・あと、捕まりそうになったとき、崖から飛び降りて、角を地面に突き刺して、地面に直接体をぶつける事無く逃げる!という話しも!なんかかなり激しい感じですよね。()ただ、生け捕りにする方法があります。それは、美しい処女の前だとおとなしくなり、膝に頭を乗せると。そこを、猟師達が捕まえる、と。難しそう。優雅な白い馬のイメージがありますが、コレは、フランスのフロベール作「聖アントワーヌの誘惑」という小説の中で白い馬の様なユニコーンが登場して、現在の私たちが思い描くユニコーンの姿はここからきているようです。あと、実は、聖書との関係があります。旧約聖書の原本はヘブライ
語でそれをユダヤの学者達が短い期間でギリシャ語に訳さなくてはならなくて、そこで「レ・エム」という力を象徴する動物の訳を「ユニコーン」としてしまったそうです。いろいろ説はりますが、聖書に載っているのだから、ユニコーンは存在するのだ!とずっと考えられていました。なんと、聖書の「ユニコーン」「野牛」になったのは20世紀のはじめだそうです。最近ですね。そんな、幻の動物ユニコーンを探せるように、頑張りたいと思います。