2022-3-29 火
「川端康成没後50年を考える」逗子葉山経済新聞・玄真琴さん
どんより曇り空・・空気がひんやり火曜日です。
「逗子・小坪の仕事部屋で自ら命を絶って50年 ノーベル文学賞受賞作家 川端康成の初恋と悲恋」講演会が 4月16日に開催されます。 主催の「川端康成没後50年を考える会実行委員会」メンバーで 逗子葉山経済新聞の玄真琴さんにお話いただきました。
川端康成は 1968年に日本人初のノーベル賞文学賞を受賞、「伊豆の踊子」「雪国」など多数の代表作があります。
そういえば 川端康成が逗子マリーナで自殺した・・というニュース、これまであまり思い出したことはなかったのですが、今回の講演会があることを知り、当時まだ子どもだった私もテレビのニュースを見ながら、かなり衝撃を受けた記憶が蘇ってきました。
川端康成没後50周年を考える会を立ち上げた きっかけはについてお話くださいました。逗子を始め、湘南の文学にとても思い入れがあり、 鎌倉の川端康成の自宅維持にも心を寄せていた葉山新聞社の山本勝哉さんが ちょうど1年前、「2022年4月16日が川端康成がなくなって50年だよ、この機会に何か記念になることをやりたいね」 とおっしゃったことでした。 以前、桜井靖郎さん(川端の初恋の相手・伊藤初代さんのご子息)のお話も聞き、記事にしていたこともあり、川端文学に関心があったので実現したいと思ったそうです。
講演会では 川端康成学会常任理事の田村嘉勝氏に 「川端康成文学の魅力ー”伊豆の踊子”を中心に」というテーマで 葉山在住の桜井靖郎氏(川端の初恋の相手・伊藤初代さんのご子息)をゲストにお迎えします。川端は なぜ初代さんと結婚できなかったのだろう・・
さらに桜井さんからご提供いただいた貴重な資料の展示もあります。
伊藤初代さんの16歳のころのお写真↑
「逗子は、石原慎太郎など芥川賞作家を始め、多くの文人が暮らしていました。 もっとそういう視点で逗子の魅力を発信してもいいかなとも思っていましたので 川端康成が執筆場所に選んだ逗子に思いを馳せたいと企画しました」玄さん。
桜井さんを丁寧に取材された川端研究者がこの日に「伊藤初代」という本も出版されるそうです。
4月16日(土)康成忌 18時20分開場 18時45分開演
逗子文化プラザさざなみホールにて
チケットは1000円
逗子文化プラザ受付窓口、紡氣(逗子郵便局前)でチケット扱っています。
お問い合わせは 09035073229
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