2022-6-1 水

ベトナムでシニアボランティア活動!泉安佐さん

今日から6月、ちょっと暑い一日になりそう。

偶数月の第1水曜日は「シニアの挑戦!」 NPO法人シニアボランティア経験を活かす会の協力でお送りしています。 今回はJICAシニアボランティアとして アルゼンチン、タジキスタン、ベトナムで活動された泉安佐さん。

             

JICAシニアボランティ経験として、アルゼンチン(2013/6~2015/9)日系人への日本語教育 、タジキスタン(2016/7~2017/6)ロシア系の大学生へ  ベトナム(2019/4~2021/1)国家大学で。2年間の派遣のうち1年は派遣国 ベトナムで、残り一年はコロナ禍で急きょ帰国し、翌日からライン授業でベトナムの学生に教えたとのことです。

今回はベトナムでの活動を中心に、どんな国? 実際に行った活動は? さらにエピソード、印象に残る出来事などお話いただきました。

ベトナムのハノイ国家大学(人文社会科学大学)で主に学生達には日本語の会話授業、先生達には日本語教授法の指導を行いました。全体で約200名程の学生達と接しましたが、皆素朴で明るく真面目でした。日本への留学を目指す学生たちは学習意欲も高く、熱心に勉強していました。学習動機はアニメや漫画等、ポップカルチャーへの関心の高さ、日系企業が増大する中での就職目的などがあります。  ベトナムは大変親日的な国で治安もよく住みやすかったです。活動の場ハノイはベトナムの首都ですが、京都のような古都のたたずまいを残した情緒ある街でもあり、同時にバイクが多く生活感あふれる活気ある街でもありました。物価が安くて食べ物が美味しいところも魅力でした。日本では見かけない果物もたくさんあり、ベトナム料理も大変口に合いました。

印象に残ることとしては 社会主義国家のためか 上からの指令がないとなかなか予定が立てられない、家族が一番、家族をとても大切にしている・・と

最後に「日本を出て知らない世界を知るということが シニアボランティア経験をしてよかったことです。異文化の中で現地の人々と触れ合うことの楽しさに付きます。1年の経験が5年分に値する経験」とお話くださいました。

現在も 日本語教師として活躍、そしてシニアボランティア経験を活かす会会員で 積極的に関わっており、出前講座に関心があるそうです。

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