2022-7-29 金

Daily Zushi-Hayama Friday 7月29日OA

◆ライフセーバー電話インタビュー:葉山ライフセービングクラブ加藤智美さんに電話インタビュー

◆8月7日開催!真夏のJAZZ葉山。三年ぶりの開催、20回目を迎えます。

ご出演の清水秀子さんと斎藤クジラ誠さんにお話を伺いました。

今年は5組のバンドがご出演~そして、何といっても最後のAll Stars Sessinが圧巻です。

今年のご出演は

1.吉岡大輔BAND

2.いわし

3.杉本篤彦バンド

4.DEKORATION

5.Viento De Verano

私しんどうも、司会で参加させて頂きます。楽しみ~♪

◆「星空リビング」プラネタリウムプランナーかわいじゅんこ先生。

今の時期の22時くらいに、ふたつの冠の星座があります。一つは「かんむり座」もうひとつは、「みなみのかんむり座」です。

ミノス王は、クレタ島における王位に就いた後、クレタ島の統治を巡って、兄弟との争いが起きた。そのためミノス王はポセイドンに祈り、神が支持していることの証として、美しい白い雄牛(一説では黄金)を送って欲しいと願う。後で生贄に捧げるという約束をミノス王にさせた上で、ポセイドンは雄牛を与える。しかし、雄牛の美しさに夢中になった王は、ポセイドンとの約束を違え、別の雄牛を生け贄として捧げ、白い雄牛は自分の物にしてしまう。これに激怒したポセイドンはミノス王の后に呪いをかけ、后が白い雄牛に性的な欲望を抱くように仕向ける。呪いのため苦悩した后は名工のダイダロスに命じ、密かに雌牛の模型を作らせる。そして彼女は自ら模型の中へと入って雄牛に接近し、思いを遂げた。結果、牛の頭をした子供・ミノタウロスを産むこととなった。
ミノタウロスは成長するにしたがい乱暴になり、手におえなくなる。ミノス王はダイダロスに命じて迷宮(ラビュリントス)を建造し、そこに彼を閉じ込めた。そして、ミノタウロスの食料としてアテナイから9年毎に7人の少年、7人の少女を送らせることとした。アテナイの英雄テセウスは3度目の生け贄として自ら志願し、迷宮に侵入してミノタウロスを倒した。脱出不可能と言われたラビュリントスだが、ミノス王の娘・アリアドネからもらった糸玉を使うことで脱出できた。
ところで、約束どおりテセウスはアリアドネを連れてアテネへと帰っていきますが、アリアドネは途中でひどい船酔いに悩まされたので、船は近くの島に寄って休むことにします。
その夜のこと、テセウスは「アリアドネをアテネに連れて行くことは、やがて不幸をもたらすことになる」という神託を受け、アリアドネがまだ休んでいる間に、彼女を残して船を出します。
目覚めたアリアドネは、自分ひとりだけが残されていることを知り、驚きとともにひどく悲しみます。
クレタへ戻ることもできず、その悲しみは大変深く、アリアドネはただ泣くばかりです。
その時、美しい音楽がどこからともなく流れてきます。
すると、森の鳥や獣を従えて、アリアドネの前に酒神・ディオニュソスが現れます。
ディオニュソスは悲しんでいるアリアドネをやさしく慰め、宝石を飾った冠を贈り、結婚を求めたとも言われますし、アリアドネが亡くなって、その冠を天に投げてかんむり座になったとも言われています。そんな、かんむり座は春の大曲線で最初にみつかる、アルクトゥールスの近くにあります。北斗七星野江のカーブを延ばして最初に見つかる黄色い星の左上に2等星が見えます。その辺りの星を七つ結ぶとティアラのような弧を描いています。もう一つの冠は、さそり座の近く。かぎ針になっている尻尾の左()側に4等星ばかりでですが、星が弧を描いて並んでいます。こちらは、空の低い位置なので、良く晴れた、月のない暗い夜にさがすといいですね。
こちらの冠は、ディオニュソスがお母さんに送った花の冠というお話しもあります。