2023-3-30 木

逗子市立逗子小学校 校長 柳原正広先生

「モアナピープル」モアナサポーター・上田香織さんからのご紹介、今週のゲストは逗子市立逗子小学校 校長・柳原正広先生です。

                

今日は春休み中なので、放送を聞いてくださっているお子さんや先生方もたくさんいらっしゃるのでは?

今年度は逗子小学校開校150周年。記念すべき年になりました。 昨年、11月ごろ、PTA会長にもお越しいただき、記念事業の内容を伺いました。改めて、校長先生としてはどんな一年にしたかったか、そして実際どうだったかなど、150周年に寄せてお話をうかがいました。

~昨年度から準備を始めていましたが コロナ禍の状況、式典みたいなもので大勢の人をお招きするのは難しいと思っていたので、内輪で楽しむというか、子どもたちは150周年をどんな風に楽しみたいかな、お祝いしたいかなを考えて、子どもたちの思い出に残る150周年にしたいなと思っていました。 雨の中、学区内をごみ拾いに出かけたり。高学年の児童会で企画した、縦割りグループでの鬼ごっこや校内スタンプラリーイベントを行ったり。 あとは、記念冊子も考えたんですけど、今の子たちは映像のほうがすっと入るかなと記念DVDを作ったり。 結果的に盛り沢山、楽しい一年間になったかなと思います。記念映像の撮影編集や映像内の音楽を作ってくれたのは私の教え子で、それもまた嬉しかったですね。~

逗子小出身の私としては、ぜひ記念DVDを拝見してみたいですね!!

柳原先生はもともと中学の社会の先生。経歴をうかがうと・・1984年に、久木中学に奉職し13年間、その後沼間中学で6年間、先生をしてました。そこから教育委員会に5年間、教頭として小坪小・逗子小にそれぞれ2年間。で、また教育委員会に戻って3年間。その後、校長として久木小で2年間、逗子小で今年で丸6年間です。

スタートが久木中学の社会の先生ということでしたが、そもそも、なぜ社会の先生になろうと思われたのかというと、柳原先生が中学生のとき、社会の先生がすごく面白い授業をされていて、「授業って面白い、楽しい」と思いながら学べるっていいな、僕もそんな先生になりたいと思ったのがきっかけです。 

長年、柳原先生を毎日動かす原動力みたいなものは?

~強いて言うなら、職場・学校が楽しい、子どもたちとも先生方といるのも楽しいことですかね。誰にしてみても居心地のいい空間を作りたいと思っていて、そのためにはまず自分の居心地がよくないといけないと思っているんです。

柳原校長先生から 子どもたちや親御さん、そして先生方にメッセージをいただきました!~コロナもあって、先生と保護者、そして保護者同士の結びつきがちょっと希薄になってしまったと感じている部分もあります。 先生の仕事って「自分と子どもがつながる」「自分と親がつながる」「子ども同士をつなげる」「親同士をつなげる」もあると思うんですね。 教育とは授業だけではないですし、とくに小中学校時代は集団生活の中でどう子どもたちが育っていくか本当に基本的な部分。保護者や地域の方々とも顔を合わせて話をしてつながっていき、連携していきたいと思っています~

そんな柳原先生にとっての「私の好きな湘南」「お勧めの湘南」はなんでしょう?

~葉山御用邸横の一色海岸が好きですね。 初めて訪れたとき、冬だったんですけど「なんて明るいんだろう!」と思ったんです。「新潟の海と違う!」って。新潟って11月から3月までいつも曇り空のイメージで、雪も降るし。こっちは「冬なのに富士山が見える!」ってびっくりしました。 この界隈は明るくて温かくて、海も山も身近にあり、景色もよくて恵まれた環境でいいですよね。